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ダムを訪ねて!えてやんのホームページ

2006.02.05 UP

NO.0043


213 「青野大師ダム」



画像が切り替わります
  • 踏破日・・・・・2006.01.24(火)
  • 場所 ・・・・・・静岡県賀茂郡南伊豆町青野
  • ダム形式・・・G(重力式コンクリートダム)
  • 堤高 ・・・・・・39.5M 【堤頂長:126.0M】
  • 最大貯水量・0.295千m3
  • 目的 ・・・・・・[F] [N] [W] ※1

    竣工年度・・・2005年

    ※1 F:洪水調節 N:河川維持用 W:水道用 

    {ダム年鑑2005年版による}

    ※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)


    左岸より白い堤体を・・・
    左岸よりダム湖と取水設備を
    天端通路と銘板を・・・
    ひとこと:

    【あおのだいしダム】このダムは、伊豆半島の先端・南伊豆町に静岡県が造った、県で一番新しい小型の多目的重 力式コンクリートダム。伊豆半島に造られた二つ目(1番目は奥野ダム)のダムで、 中央に一門の自然越流式の洪水吐と小さな常用洪水吐が造られている。細身の導流部の為に堰堤が堤高以上に高く見え、右に 水位計の塔・左に取水設備があり、それらがアクセントになって安定感のある可愛いダム。
    昨年9月末にダム本体・管理設 備等が完成して即、試験湛水を始めた堰堤は順光を受けて眩しく輝いていた。
    このダムに限らず小型ダムの建造は、経済性を重視して堤体打設にコンクリート.プラントを造らず、既存の生コン工場で 製造されたコンクリートを購入、レディ−.ミクスト.コンクリートが採用されている様だ。

    新年度からの運用を目指して付帯設 備等の工事が急ピッチで続行されていたが、湛水式以後ほとんど雨が降らず、ダム湖(青野大師湖)の水位はまだ湖底附近に・・・満水になる日は・・・



    アクセス方法:

    【熱海・修善寺からの案内省略】下田駅前から国道136号線を 松崎方向に進行、8.6キロ弱で日野の交差点に、136号線は右方向に キロ程進行すると、下賀茂交差点に着くのでここを蛇石峠方向に右折して、県道(121号線)を道なりに進むと、約5.4 キロ程の左側に南上郵便局がある。この少し先を右折して鈴野川を渡り、青野地区の集落を通る狭い道に入って行くと、1.2 キロ程で横T字路に着く。ここを左折して道なりに進行すると前方にダムが見えてくる。下田駅前からトータル18 キロ程でダムサイトに・・・撮影は、まだ工事中ですので一言工事関係者に声を掛ければ、多少制約は有りましたが自由に撮れました。

     


    あとがき:  今年の第一号に真っ新のダムを・・・!と、物色している処へダムニュースが手元に・・・この季節、ノーマルタイヤの脚では雪の無いフイルドが活動範囲 ・・・と、爪木崎の水仙も一緒に、観光半分の合わせ技で出掛けてきました。
    群生した水仙の白・・・アロエの赤や菜の花の黄と、色々(?)の花に歓迎された一日でした。次号も雪の心配をし ないで安心して走れる、岬巡りと決め込んで房総の先端にある”作名ダム”辺りを狙ってみようかな・・・と、苺狩り(?)はたまた花でも摘みに行こうと計画しています・・・


    写真は、踏破日に工事中だった減勢工下流の河川。