2003.12.01 UP
NO.0024
133 「大門ダム」
画像が切り替わります
{ダム年鑑1999年版による}
※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)
| ひとこと: このダムは、関東のリゾート地「清里」近くを流れる大門川に造られた、山梨県が管理する中規模の多目的重力式コンクリートダム。重力式の中規模ダムと云っても、最近の葛野川・塩川・深城(工事中)ダム完成以前は県で一番の堤高を誇っていた。 堰堤を見て先ず目に飛び込んで来るものは、堰堤中央にそびえ立つゲートタワーで、2門の構造の違うゲートを並べて配置した為で、少々凝った特徴のある設計になっている。総貯水量の割に「清里湖」は広く、天候が良ければ山々の紅葉を映していたいた事で しょう。堰堤本体は完成から16年を経過した感じは受けず雨の中で白く光っていた。またダムサイト附近も良く整備されており、騒々しい国道から道一本隔てた距離に有りながら、抜け道としての利用も少ないのか、車一台も通らぬ静かなダムであった。堰堤 下には、最近河川維持用に放水している水を利用して発電する、ミニ発電所風の小さな発電所(出力230KW)」が建っていた。 アクセス方法: 中央自動車道・須玉ICを下り右折して国道141号線を清里方面に入る。ここからは一本道で道の駅「南きよさと・花の森公園」を右に見て進行すると、インターから11.5キロほどで信号のある長沢三叉路に着く。この信号を 直進して500メートルほどで、大門ダムの表示があるY字路を矢印方向(右斜め)に入る。川俣川を渡り直進、ここから道幅は急に狭くなり小さな集落を越して、Y字路から1キロほどでダムサイト の駐車場に着く。コース案内は、カーナビの力を借りなくても一本道で交差点も少なく迷わず目的地に着きます。 撮影に関しては制約が有りませんので自由に撮れます。(今回は堰堤下には入りませんでした) |
あとがき:
今回の大門ダム・・・近場で紅葉を・・・と計画して宿も予約して、その日を待っていたのですが、当日は生憎の雨!今年は誰かに恨まれているのか(?)、霧や雨に好かれて困る。悪い年の遠出はもう諦めて、今年のダム踏破はこれでEND。年が変わる迄暫く待って心機一転、また精力的に彷徨して紹介して行きたいと思っています。