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ダムを訪ねて!えてやんのホームページ

2001.07.06UP

NO.0005


  「宮ケ瀬ダム」

  • 踏破日・・・・・1999.05.18(日)
  • 場所 ・・・・・・神奈川県津久井郡津久井町
  • ダム形式・・・G(重力式)
  • 堤高 ・・・・・・156M(第7位)
  • 最大貯水量・193.000千m3(第14位)
  • 目的 ・・・・・・多目的[F.N.W.P] 竣工年度・・・2000年
    F (洪水調節) N (不特定用水) W (水道)P(発電)

    {ダム年鑑1998年版による}

    *ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表しています(3200番目はいつ・・・)


    左岸より(県道、宮ケ瀬愛川線から)
    水とエネルギー舘/インクラインを望む

    ひとこと:

     このダムは、新しく開発された建設工法であるRCD工法【http://www.kajima.co.jp/】 で建てられた最新の多目的ダムである。神奈川県の水道90%をカバー出来る総貯水量約2億m3は県内にある 「芦ノ湖」と同等の規模である。堰堤直下より見上げると156Mの堤高が垂直の壁の様に迫って見える。左岸側には工事中、 満載の大型ダンプを揚げ降ろしをしたインクラインが、観光用に改造されてダム下に下りる乗り物(有料)となっている。 (他に、堰堤内に造られた無料の大型エレベーターも有ります)ダム下に第一発電所(24.200KW発電)と、 下記の石小屋ダムと第二発電所(1.200KW発電)があります。

    アクセス方法:

    厚木市内、(国道246線)バイパスより案内表示に沿って(国道412号線)に入り、相模湖・津久井(三ケ木)方面に進行すると、 15K強で中津川に架かる愛川大橋付近に着くが、その手前半原バイパスの半原小学校入り口の交差点を左折、ダムの取り付け道路 (県道、宮ケ瀬ー愛川線)に入り、トンネル4つを越え始めると右前方にダムが見え隠れダムサイトに出ます。ダムサイトは駐車場が狭く多く止められませんので、 ダム下の駐車場利用をお進めします。こちらは愛川大橋を渡って登り坂を800Mで左折、服部牧場方面に入るか、 その先の清正光入口を左折して進めば(北岸道路は通行止)服部牧場方面に強制迂回で、あいかわ公園予定地にある臨時駐車場に着きます。駐車場から徒歩で石小屋ダムを見て12〜3分で堰堤下に行けます。


    71 石小屋ダム(宮ケ瀬副ダム)

     踏破日:2001.06.07 形式:G 堤高:34.5M
     最大貯水量:557Km3 目的:多目的[F.N.W.P]


    このダムは、主(宮ケ瀬)ダム下流1キロ弱の位置に有り、貯水された水は主ダムと連がっており、主ダムが揚水式ダムか?と思わせる。堰堤に石を張った重力 式ダムに見えない可愛いダムで、撮影ポイントは好みで設定出来ます。


    あとがき:宮ケ瀬ダムは首都圏に近い最後の大型ダムで観光地化されるピッチが早い。湖底に沈んだ部落が、新しい宮ケ瀬部落としてダムの上流にビジターセンターを中心に賑わっている。水の郷公園や遊園地、ダム見学の遊覧船発着場と家族連れで一日を楽しめます。なお、この公園の中に日本一の記録を持つクリスマスツリー、樹齢80年を越えた高さ28Mのもみの木があります。詳しくは・・・【http://www.toun.kiyokawa.kanagawa.jp】