ダム便覧保存館 [「水がめ便り」入口ページ] [ダム便覧] [Home]

ダムを訪ねて!えてやんのホームページ

2005.05.20 UP

NO.0036


190 「成相ダム」



画像が切り替わります
  • 踏破日・・・・・2005.04.21(木)
  • 場所 ・・・・・・兵庫県南あわじ市八木
  • ダム形式・・・G(重力式コンクリート)
  • 堤高 ・・・・・・61.0M 【堤頂長:223.5M】
  • 最大貯水量・4.050千m3
  • 目的 ・・・・・・[F] [N] [W] ※1

    竣工年度・・・1999年

    ※1 F:洪水調節 N:河川維持 W:水道用 

    {ダム年鑑1999年版による}

    ※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)


    左岸よりダム湖と白い堤体を
    天端道路の端々にもRが生かされています・・・
    八木の集落から並んで見える二つのダム
    ひとこと:

    【なりあいダム】このダムは、淡路島の南端側に兵庫県が建設した、島で一番新しい中型の多目的重力式コンクリートダム。中型とは云へ堤高61メートルは島一番の高さを誇る。
    このダムの特長は山一つ隣に建設された「北富士ダム」と水路トンネルでつながっており、両ダムを1つのダムとしてコントロールして局地的な豪雨等にも対処出来る様にしている。 ダム全体のデザインを円(アール)で統一して、隣のダムとの違いを主張している。

    このダムの堰堤より500メートル上流付近に、昭和25年にかんがい用に造られた石張りのダム、粗石モルタル造りの【成相池堰堤】がある。歴史的ダム保全事業の一環として残されているが、ダムの完成により全体像は見られず、上部5メートルの部分を残して水没(常時満水位置)している。


    アクセス方法:

    神戸淡路鳴門自動車道を洲本ICで下り右折、国道28号線を福良方向に進行すると7.2キロ弱で立石交差点に、ここを左折して市道を道なりに進むと約2.3キロ程で、直進に近い三叉路に・・・この辺りから前方に二つのダムが山を挟んでちらちら見えてくる。そのまま進行するとカーブの強い登りとなり道は二手に、左は北富士へ右に進み三叉路から1.5キロ程でダムサイトに・・・開かれたダム!らしく、撮影は何処の場所からでも自由に撮れます。減勢工下の放流河川の中からも狙えます。(今回の踏破は神戸より、レンタカー利用)

     


    あとがき:  兵庫県初見参です。淡路島に行って来ました!三日間あれば・・・島の隅々まで、余すところ無く観光(?)出来ると北淡に宿を構えて走り回りましたが、淡路島は広かった。踏破計画に掲げた洲本市周辺のダムは、道幅も狭く道路案内も少なく、おまけにレンタカーのカーナビもうまく機能せず、日没前に鮎谷川ダムに何とかたどり着く状態で他のダムは断念!(行いが悪かったのか・・・?初日は台風なみの風と雨)
    二日目、目的の重力式ダムは島の南端・南あわじ市周辺に集中して造られており、ダム間の距離も離れていないので渦潮見学と併せて、予定したダム群を一気に踏破出来ました。天候にも恵まれて・・・


    写真は、観潮船から見た中潮の渦と鳴門大橋。