2006.03.10 UP
NO.0044
218 「作名ダム」
画像が切り替わります
竣工年度・・・1977年
{ダム年鑑2005年版による}
※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)
| ひとこと: 【さくなダム】このダムは、南房総の岬の突端に(最南端のダムは白浜ダム)館山市が水道専用ダムとして建設した、小型の重力式コンクリートダム。 造られてから約30年、まだ経年変化が現れる年数ではないのですが、全体に風化は進んでいた。海に近いダムの宿命か、潮風の被害(?)が大きく金属類の痛み が特に目立った。 このダムの少し変わっている処は、堰堤の右岸寄りに角度が付けられているので、その分天端が折れている。静かな湖面に定期的に波紋が起 こっていたが、湖底からエアーを出して対流を起こし、水質確保を目的とした設備のようだ。湖面には羽を休める水鳥の種類も多く、まがもを始めおしどりやかる がも等、群れをなして浮かんでいた。 堰堤直下から眺めると、堤高の24.5メートルが本当?と疑いたくなる様に高く見えた。 アクセス方法: 【JR内房線・館山駅前より】館山駅前交差点を右折して、国道127号線を鴨川方面に進行 すると北条交差点に、この信号を直進して国道410号線に入り駅前より1.2キロ程で潮留橋三差路に、信号を左方向に進み県 道86号線(館山白浜線)へ、0.4キロ弱で長須賀のT字路を右折、市内を 走る86線を右に左に曲がりながら進むと約1キロ程で、新しいバイパスの合流点の信号に・・・この信号をパスして道なりに右 方向に2キロ程で、信号(交差点名なし)のある横T字路に、(前方に館山・大戸郵便局がある)この信号を左折して左側に豊房 小学校を見ると、道路は左に曲がり始める。曲がり始めに右に入る農道(?)があるので入って行くと 0.3キロ強で見落としそうなY字路に((間違えないように・・・)、右に入り右側に民家を見ながら一本道を進むと 2.1キロ程でダムサイトに到着。館山駅前より7.0キロ程の行程です。 撮影には、木立 や立ち入り禁止の柵等で制約を受けます。ダム下の広場に入る入り口にも柵がありますが、今回は解放されていたので狙えました。
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219 「白浜ダム」・ 踏破日:2006.02.23(木) |
あとがき:雪を逃れて今号も岬巡り・・・房総の突端に点在するダム群を、我がコレクション(?)に加える為に
踏破してきました。道路脇に咲く菜の花は満開でしたが、ポピーやストックの花は盛りを過ぎていましたので、花摘みはしませんでした・・・一泊二日の日程で
走り回りましたが、工事中の道路が多く渋滞が至るところで発生してタイムロス、ダムへ続くアプローチの道幅も狭かったので、予想外に時間が掛かり断念した
ダムも・・・2月に入ったところで、またまた我が身にドクターストップが掛かってしまいました。ダム巡りに制約が生まれるかも知れません・・・
次号は、今回
の目玉に狙ったダム!千葉の秘境(?)にひっそりと佇み、徒歩でしか行けないダム、第二袋倉ダムを紹介する予定です。