ダム便覧保存館 [「水がめ便り」入口ページ] [ダム便覧] [Home]

ダムを訪ねて!えてやんのホームページ

2006.03.10 UP

NO.0044


218 「作名ダム」



画像が切り替わります
  • 踏破日・・・・・2006.02.23(木)
  • 場所 ・・・・・・千葉県館山市大字作名字大畑550
  • ダム形式・・・G(重力式コンクリートダム)
  • 堤高 ・・・・・・24.5M 【堤頂長:145.0M】
  • 最大貯水量・0.630千m3
  • 目的 ・・・・・・ [W] ※1

    竣工年度・・・1977年

    ※1 W:水道用 

    {ダム年鑑2005年版による}

    ※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)


       
    ダム下の広場(養殖場?)から桜の木々越しに・・・
    天端通路と手動バルブのハンドル群・・・
    ひとこと:

    【さくなダム】このダムは、南房総の岬の突端に(最南端のダムは白浜ダム)館山市が水道専用ダムとして建設した、小型の重力式コンクリートダム。 造られてから約30年、まだ経年変化が現れる年数ではないのですが、全体に風化は進んでいた。海に近いダムの宿命か、潮風の被害(?)が大きく金属類の痛み が特に目立った。
    このダムの少し変わっている処は、堰堤の右岸寄りに角度が付けられているので、その分天端が折れている。静かな湖面に定期的に波紋が起 こっていたが、湖底からエアーを出して対流を起こし、水質確保を目的とした設備のようだ。湖面には羽を休める水鳥の種類も多く、まがもを始めおしどりやかる がも等、群れをなして浮かんでいた。
    堰堤直下から眺めると、堤高の24.5メートルが本当?と疑いたくなる様に高く見えた。



    アクセス方法:

    【JR内房線・館山駅前より】館山駅前交差点を右折して、国道127号線を鴨川方面に進行 すると北条交差点に、この信号を直進して国道410号線に入り駅前より1.2キロ程で潮留橋三差路に、信号を左方向に進み県 道86号線(館山白浜線)へ、0.4キロ弱で長須賀のT字路を右折、市内を 走る86線を右に左に曲がりながら進むと約キロ程で、新しいバイパスの合流点の信号に・・・この信号をパスして道なりに右 方向にキロ程で、信号(交差点名なし)のある横T字路に、(前方に館山・大戸郵便局がある)この信号を左折して左側に豊房 小学校を見ると、道路は左に曲がり始める。曲がり始めに右に入る農道(?)があるので入って行くと 0.3キロ強で見落としそうなY字路に((間違えないように・・・)、右に入り右側に民家を見ながら一本道を進むと 2.1キロ程でダムサイトに到着。館山駅前より7.0キロ程の行程です。

    撮影には、木立 や立ち入り禁止の柵等で制約を受けます。ダム下の広場に入る入り口にも柵がありますが、今回は解放されていたので狙えました。

     


    219 「白浜ダム」・ 踏破日:2006.02.23(木)

    場所:千葉県館山市畑字市郷 ・ ダム形式:G(重力式コンクリート)・  堤高:18.5M
    最大貯水量:0.230千m3 ・ 目的:水道用[W] 

    竣工年度:1966年

    白浜ダムへのアクセス:県道86号線(館山白浜線)を南下すると、国道410号線に合流する長尾橋脇交差点に、ここを左折して600メートル程 進むと信号のある交差点(無名)に着く。ここを左折(右折は海岸通りに出て野島崎灯台方面に・・・)、新しい道路は右に大きく曲がりながら畑の中に、そのま ま進行すると500メートル強でT字路に、左折してあとは狭い(所々に待避箇所あり)一本道を3キロ程で行き止まり。その先にダムがある。

    汲み上げ用パイプやモノレールが設置された天端 静かに佇む満水の水道水

    あとがき:雪を逃れて今号も岬巡り・・・房総の突端に点在するダム群を、我がコレクション(?)に加える為に 踏破してきました。道路脇に咲く菜の花は満開でしたが、ポピーやストックの花は盛りを過ぎていましたので、花摘みはしませんでした・・・一泊二日の日程で 走り回りましたが、工事中の道路が多く渋滞が至るところで発生してタイムロス、ダムへ続くアプローチの道幅も狭かったので、予想外に時間が掛かり断念した ダムも・・・2月に入ったところで、またまた我が身にドクターストップが掛かってしまいました。ダム巡りに制約が生まれるかも知れません・・・

    次号は、今回 の目玉に狙ったダム!千葉の秘境(?)にひっそりと佇み、徒歩でしか行けないダム、第二袋倉ダムを紹介する予定です。