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ダムを訪ねて!えてやんのホームページ

2002.08.20 UP

NO.0014


103 「下久保ダム」


堰堤下と神流湖(副堰堤側)に画像が切り替わります
  • 踏破日・・・・・2002.07.31(水)
  • 場所 ・・・・・・群馬県多野郡鬼石町大字保美濃山
  • ダム形式・・・G(重力式)
  • 堤高 ・・・・・・129.0M     【国内25位】
  • 最大貯水量・130.000千m3 【国内30位】
  • 目的 ・・・・・・[F] [N] [W] [I] [P] ※1
  • 竣工年度・・・1968年
    ※1 F:洪水調節 N:不特定用水 W:水道用水 I:工業用水 P : 発電 

    {ダム年鑑1999年版による}

    ※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)


    主堰堤より副堰堤方向を望む
    副堰堤下より
    ひとこと:

     このダムは、群馬県と埼玉県の県境を流れる神流(かんな)川に造られた主堰堤と副堰堤(堤高61.5M)が直角の鉤形に曲がった珍しい重力式コンクリートの多目的ダムです。その為、堤頂長は598.2メートル( 【主】303.2M【副】295M )と長い。主堰堤の129メートルの堤高は現在、群馬県で4番目の高さを誇っているが、堰堤下の下久保発電所近くで見上げた感はさほど高さを感じさせない。完成から30年以上経っている堰堤は、それなりの風格を醸し出している。神流湖と名付けられたダム湖附近一帯は良く整備され、県民の憩いの場所として両県のレクリェーション施設が点在している。撮影ポイントは無限に有りますが、ダムが大きいので行動範囲は広い。歩く覚悟と堰堤下に入るには、県道を利用して三波石峡から・・・となりますので車での移動をお勧めします。 なお、このダム下流に発電した後の放水を調整する、小ぶりの「神水ダム」と鬼石発電所がある。
    アクセス方法:

      関越自動車道を本庄・児玉ICで下り、国道462号線を児玉町方面に進行、国道254号と交差する吉田林交差点をパスして約4.3キロで長浜町三叉路に着く。此処を左折してJR八高線の児玉駅前を通過、まもなく仲町交差点に着くので此処を右折、道なりに国道462号線を7.4キロ程進むと鬼石町浄法寺交差点に、左折して2.9キロ弱で三叉路の諏訪交差点に入るので、右方向に進入して次の丁字路を右折して進行すると左側に小さいダム(神水ダム)が見えます。後は道なりに走って下久保トンネルを通過、出口を直ぐ左折するとダムサイトの駐車場に着く。ダム下に下りるには、堰堤上の道路を通って埼玉県側に入り、県道331号(ダム附近は急な下り坂ですので注意)を利用して三波石峡に向かえば終点が発電所・堰堤下です。

    あとがき:  暑い!今年の夏は・・・特に暑い!そんなある日、高い堰堤に立てば涼が求められる!行くなら近隣で初もの・・・と云う事で、単純な気持ちから出掛けてみました。下久保ダム・神水ダムが群馬県初踏破の記念すべきダムとなりました。当日の気温35度は、期待に反しダム湖を渡って来る涼風はなく、温風となった熱気が容赦なく襲ってきました。しかし三波石峡の渓谷に下り木陰に入ればそこは天然の涼味と、素晴らしいロケーションで織りなす避暑満点の世界でした。それから、この「下久保ダム」を挟んで両岸には、秋から冬にかけて見頃となる「冬桜」の名所が有るようです。城峯公園(埼玉側)・桜山公園(群馬側)と10月下旬からちらほら咲き始めるようですので、興味をお持ちの方は、この冬にダム見学を兼ねてお花見も一緒に計画する事をお勧めします。
    〔写真は三波石峡方向から望む堰堤です〕


    告知:次の予定は、今年6月11日に放映されたNHK「プロジェクトX」で”荘川桜”をみて、その陰の主役となった御母衣ダムを踏破したくなりました。桜を見に行くなら桜の季節に・・・ですが、目的はダムですので構わず出掛ける予定です。