2005.12.25 UP
NO.0042
211 「新成羽川ダム」
画像が切り替わります
竣工年度・・・1968年
{ダム年鑑2005年版による}
※ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3200番目はいつ・・・)
| ひとこと: 【しんなりはがわダム】このダムは岡山県の西方、広島県との県境近くに中国電力(株)が、揚水発電用の上部ダムとして造った重力式アーチダム。103メートルの堤高と289メートルの堤頂長は、重力式アーチダムでは現在のところ日本一である。 この100メートルを越えている高さは、ダムの多い岡山県(アース式が主流)の中でもこのダムのみ、県一番の高さである。このダム特有の設備として、使用例の少ないキャタピラーゲートを補助ゲート用に設置している事と、洪水吐の導水路下が広い エプロン状(エプロン下に地下発電所が造られている)になっていて減勢工らしき物が見あたらないので、跳ね上がった水は田原ダム(下部ダム)の水面がクッションになるのだろうか。堰堤表側のカーブは見る角度の違いからか、重力式コンクリートダ ムに緩やかなカーブを付けている様な感じを受ける。裏側のダム湖(備中湖)側からのカーブと天端のカーブはアーチ式そのものである。 『参照』他ダムでキャタピラーゲートを設置しているのは、大内ダム『福島県』と小牧ダム『富山県』に設置されている様です。
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あとがき:
岡山県初見参です。岡山第一号は黒鳥ダム・・・!でした。酉年のとりに黒鳥ダムを紹介すれば万々歳となる処ですが、日本一と冠が付いた新成羽ダムに敬意を払って紹介となりました。帝釈川ダムサミット参加の道中に程近く(?)、同乗させて頂いた車主(?)
に迂回を願って踏破!した黒鳥・田原・新成羽・・・
今年は新成羽川ダムで終ります。この1年間で踏破したダムは38堤体でした。だんだん動きが鈍くなってきました・・・来る年は歳に負けない様、もう少しアクテブに計画的に進めたいと思っていますので・・・
写真は
209 「黒鳥ダム」・場所:高梁市備中町長屋・ダム形式:G・堤高:15.5M・目的:発電用・竣工:1968年