2005.06.24 UP
NO.0038
「徳山ダム見学特集」
195
竣工年度・・・2007年(予)
*1.F:洪水調節 N:河川維持用 W:水道用 I:工業用 P:発電
{ダム年鑑2005年版による}
*ダム名の前にあるNOは、踏破したダムの順番を表し一覧にリンクしています(3.200番目はいつ・・・・)
@ 洪水吐導流部を・・・工事用に組み上げた鉄骨の上面が天端161Mのようです。ここ迄盛立てます。 | A 展望台に掲示されていたダム完成図・・・本物の姿が見られるのは何時?。 |
B 巨大な洪水吐けのゲートをダム湖側より・・・中央二門(狭い3本のコンクリート柱)が常用口。 | C 盛立面の現場中央付近より選択取水塔の工事現場を・・・。 |
D 堤体より1K程上流の原石山(ロック材)採取場附近より堰堤を望む。 | E いずれ湖底となる工事用3号道路から堰堤を・・・左奥に2号仮排水路と右側柵下に1号排水路がある。 |
F 中心のコア(茶色の部分)部とフイルター(紫色)部を固めている振動ローラー建機群。 | G 工事用3号道路として使用している2号仮排水トンネル(路)。(過去に一度、増水で水が流れたようです) |
H うなりを発ててコア材を運ぶ巨大なダンプ! | I 右へ左へと走る大型建機群に圧倒される。 |
アクセス方法:
名神自動車道を大垣ICで下り左折、国道285号線を大垣市方向に進行すると7.0キロ弱で21号線と交差する楽田町交差点に、ここを左折して国道21号線(岐大バイパス)を進むと約1.6キロ程で、河間交差点に・・・ここを右折して国道417号線を北上、揖斐川を渡って500メートル程で河間から13.6キロ、国道303号線(417号線と重複)のT字路に、左折して揖斐川に添って北上18キロ程で横山ダムのダムサイトに・・・(この手前11.8K附近に久瀬ダムあり) ダム天端道路は渡らず直進して417号線に、ダム湖を左・右とみて9.5キロ弱で復元した藤橋城に・・・お城の脇にダム企業体の建設事務所がある。ここから4キロ程で工事中のダムサイト展望台に着く。一般の撮影はこの展望台からのみ.
【今回のアクセス経路は、復路のコースから逆算して案内しました。真相は中央道・多治見ICから、日本の三大桜の一つ「根尾の薄墨桜」がある根尾村を通って、県道270号線経由のルートを計画したが270号線が通行止めで計画変更】
今回の徳山ダム見学は、オフ会メンバーの”灰エースさん【http://damsuki.com/】のご尽力と、徳山ダム企業体(熊谷組)に所属する担当職員の方々の御厚意により実現した催しでした。現在、徳山ダムは第三期の工事に入っており、堤体の盛立ては80%程の高さに届いているようでした。見学は企業体の担当者が準備した詳細なタイムスケジュールに添って、工事用輸送ルートを責任者の乗車したジープの先導で、オフ会メンバーを専用マイクロバスに乗せて移動・下流展望台→右岸天端→原石山の発破作業→堤体盛立面→上流ロックゾーンヤード→モータープール(建機組立・修理工場)→コア材土質試験室→原石山と、各々の見学場所で詳しい説明と撮影時間を取って頂き、所要3時間〔昼食時間含む〕の正真正銘の現場見学でした。 傍らで作業をしている現場に降り立つと、どうしようもなく緊張が走り、目に飛び込んでくる巨大な建物・建機群に圧倒され暫しシャッターを切るのを忘れる程でした。2年後(?)試験湛水が始まる頃に再度訪問したいダム! おまけ: 消えゆく旧徳山村を写真に残そう・・・と、旧徳山村のおばあさんカメラマン”増山たづ子”さん(民話の語りべとしても有名)が、78年から撮り続けた数冊の写真集(影書房・他)を出しています。一見の価値あり・・・ 次回の紹介は、またまたオフ会のお誘いで出掛けた秘境(?)にそびえ立つカッサダム・・・林道が通行止(営林局管轄)で一般人は立ち入りが出来ないので、貴重なダムと認識!これが紹介できれば・・・以上。 |