D-shot contest 入賞作品
- 鳴子ダム -




第2回 優秀賞  安部塁 「鳴子ダムの観光放流」 (宮城県・鳴子ダム)




第20回 入選  iiysk 「問題:写真の人物の気持ちを述べよ。」 (宮城県・鳴子ダム)

[選評] <選評・中川ちひろ>
「しぶきを浴びて」と状況が似ているものの、まるで様子の異なる表情を持つこの写真。躍動感あるしぶきに対して静観している人物。ただものではないです。見上げていないし、背中から心の躍動も感じられないので、きっとダムを通して何か他のものを見つめているのでは……と思ったのですが、よく見ると微かに虹がかかっています。途端に、達観した人からロマンチストに見えてきました。いろいろ想像させてくれる一枚です。タイトルのつけ方も、とても面白いですね!




第21回 入選  iiysk 「うまく撮れるかな」 (宮城県・鳴子ダム)

[選評] <選評・宮島 咲>
鳴子ダムライトアップの写真です。以前はすだれ放流と呼ばれる放流のみでしたが、2022年はライトアップも加わりました。シャッタースピードを遅くして撮影することにより、放流水が線の様に写しだされています。その線は様々な色で染め上げられ、多様な表情を見せてくれます。その美しさだけでも作品として成り立ちそうですが、右下に人物を入れたところがこの作品の素晴らしいポイント。タイトルの「うまく撮れるかな」は、その人物が放流写真を頑張って撮っている時の気持ちなのでしょう。