どんなダムキーワード検索:改名・別名
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赤川
(あかがわ)
栃木県
「細野ダム」とも呼ばれる
細野ため池として建設されており、細野ダムとも呼ばれているようだ。ダム便覧の名称はかつて細野ダムで、上流には細野ダムという名の砂防ダムがあるので、紛らわしかった。
旭川(元)
(あさひがわ)
岡山県
改名ダム
当初は旭川第一ダムと言った。下流3キロに旭川第二ダムが建設された。その後、旭川ダムに。
浅瀬石川
(あせいしがわ)
青森県
正確な河川名に改名
河川名が長いので、川を省略して浅瀬石ダムだったが、下流の水没とは無関係な場所に浅瀬石地区があり、紛らわしいことなどから、正確な河川名にして、浅瀬石川ダムに改名。
井川
(いかわ)
静岡県
井川五郎ダムとも呼ばれる
井川ダム建設当時の中部電力社長は、早くから井川ダム建設に係わり、熱意を注いだ井上五郎だった。井川ダム竣工式にあたって、ダムを施工した間組社長の神部満之助は、アメリカにはフーバーダムという大統領の名前を冠した大ダムがあるのだから、日本にも人名を冠したダムがあっても良いではないか話し、この言葉から井川五郎ダムの愛称がつけられたという。
胆沢(再)
(いさわ)
岩手県
町名に改名
既設の石淵ダムの下流に建設し、石淵ダムを水没させる形となるの再開発であることから新石淵ダムという名称だったが、昭和63年、町名、河川名などにより胆沢ダムに改名。
内ケ谷
(うちがたに)
岐阜県
河川の地元での呼称に改名
かつてダム名は河川名から亀尾島ダム。河川は下流の郡上八幡町では亀尾島川と呼ばれていたが、地元の大和村では内ヶ谷川と呼ばれていた。村の要望により、昭和55年、内ヶ谷ダムに改名。
永平寺
(えいへいじ)
福井県
改名ダム
永平寺川ダムだったが、永平寺ダムに。竣工式(2002年3月20日)には、すでに新名称に。
大川
(おおかわ)
香川県
イメージが悪いと改名
元はダムサイトの地名をとって砕石(われいし)ダムだったが、竣工時に、イメージを損なうと大川ダムに改名。
大谷
(おおたに)
新潟県
改名ダム
湛水を契機に、それまでの河川名により名付けられていた五十嵐川ダムから、水没地区名をとって大谷ダムに改名。同時にダム湖はひめさゆり湖と命名された。
大山
(おおやま)
大分県
町名に改名
当初河川名により赤石川ダムであっが、赤石は上流の前津江村の水没地とは関係のないところの地名で、町の要望により町名により大山ダムに改名。
大淀川第一
(おおよどがわだいいち)
宮崎県
かつて上流に轟ダムがあった
大淀川第一ダムは大淀川第一発電所のダムだが、かつては上流 3.7km地点に轟ダム(大淀第一発電所の旧堰堤)があった。轟ダムは、大正13年完成、堤高7m、堤頂長87.8m。昭和29年9月の台風12号は、轟ダム上流の地域に大水害をもたらし、これを機に一挙に轟ダム撤去論が盛り上がり、轟ダムは昭和36年3月に撤去され、昭和36年5月に下流に現在の大淀川第一ダムが完成した。このような経緯のためか、地元では大淀川第一ダムを轟ダムと呼ぶことがあるようだ。
奥野
(おくの)
静岡県
名前を変えたダム
平成元年に完成したが、当初城山ダムと呼んでいた。神奈川県に既に城山ダムがあったので、ダムサイトの地名を取って奥野ダムに改名。
月山
(がっさん)
山形県
霊峰の名をとって改名
昭和51年に実施計画調査に着手。名称は赤川ダムだった。地元朝日村の村長の要望で、月山ダムに名称変更することになり、昭和57年3月の基本計画の告示により変更。
鎌北湖
(かまきたこ)
埼玉県
山根溜池とも呼ばれた
正式名称は山根溜池だったようだ。しかし今では鎌北湖と呼ばれる。戦後、町の観光協会がこう呼ぶようにしたことからこの名前が定着した。また、ひっそりとした佇まいから乙女の湖(オトメノミズウミ)とも呼ばれている。
神室
(かむろ)
山形県
混同を避け改名
昭和52年、金山ダムとして実施計画調査に着手。しかし、北海道に同名ダムが既に完成していたため、混同を避けて、水源にある神室山から、神室ダムに改名。
行入
(ぎょうにゅう)
大分県
由緒ある地名に改名
横手川ダムだったが、地元の強い要望によって、昭和63年、行入ダムに改名。
協和
(きょうわ)
秋田県
町名に改名
河川名から淀川ダムだったが、近畿地方の淀川と間違えやすいなどの理由から、昭和55年、当時の町名から協和ダムに改名。
金武(再)
(きん)
沖縄県
供用開始時に名称変更
億首ダムと言う名称で建設が進められたが、地元要望を踏まえ、供用開始する平成26年4月より金武ダムに名称変更された。
草木
(くさき)
群馬県
水没地の地名に改名
ダムサイトの地名をとって神戸(ごうど)ダムだったが、昭和43年、地元要望により水没地の地区名をとって草木ダムに改名。
九頭竜
(くずりゅう)
福井県
他県にあると誤解されないよう改名
所在地の字名によって長野ダムだったが、長野県にあると誤解されるなどの理由で、昭和43年、村の要望によって、九頭竜ダムに改名。ダム直下の発電所は長野発電所。
倉敷(再)
(くらしき)
沖縄県
ダム名の由来
かつてこの地には倉敷集落があった。戦時中、住民の疎開と同時に米軍に接収され、その後旧瑞慶山ダムが建設されたため帰郷できなくなった。人々のこの地に対する思いを尊重し、平成8年にダム名を瑞慶山ダムから倉敷ダムに。
栗柄
(くりから)
兵庫県
名称を変更
ダム名は西紀ダムだったが、兵庫県の公表資料では、平成27年5月24日の竣工式の時には栗柄ダムという名称になっていた。また、5月18日の兵庫県知事記者会見では、「整備を進めてきました篠山の西紀ダムですが、栗柄ダムという名称にしており、竣工式を5月24日に実施します」とある。なぜ変更されたかはよく分からない。
栗駒
(くりこま)
宮城県
町名に改名
水没地の字名により玉山ダムであったが、昭和36年、管理移行に際し、玉山地区が完全に水没して地名がなくなったので、町名と、水源の名峰でもある栗駒山に因んで、栗駒ダムに改名。
黒部
(くろべ)
富山県
正式名の他に呼び名がある
正式名は黒部ダムだが、黒四ダムとも呼ばれる。当初、ダム自体に正式名称はなく、発電所が黒部川第四発電所だった。ダムは、仮称で黒四ダムと呼ばれた。その後、正式名称が黒部ダムに。ダム湖は黒部湖だが別名太田垣湖。大町トンネルは関電トンネルとも呼ばれる。
佐治川
(さじがわ)
鳥取県
河川名に改名
ダムサイトの大字名から尾際(おあい)ダムだったが、昭和45年、河川名をとって佐治川ダムに改名。
定山渓
(じょうざんけい)
北海道
改名したダム
元は河川名から「小樽内ダム」だったが、小樽市にあると間違われないよう、定山渓ダムに改名。すぐ下流が札幌市の奥座敷と形容される定山渓温泉。
神一
(じんいち)
富山県
神通川第一ダムとも呼ばれる
発電所の名前からか、神通川第一ダムと呼ばれることが多い。正式名称が別名の省略形のようになっている珍しい例。
神三
(じんさん)
富山県
神通川第三ダムとも呼ばれる
発電所の名前からか、神通川第三ダムと呼ばれることが多い。正式名称が別名の省略形のようになっている珍しい例。
神二
(じんに)
富山県
神通川第二ダムとも呼ばれる
発電所の名前からか、神通川第二ダムと呼ばれることが多い。正式名称が別名の省略形のようになっている珍しい例。
須田貝
(すだがい)
群馬県
後からできた他ダムのために改名
昭和30年、楢俣ダムとして完成。平成元年近くに奈良俣ダムが完成。奈良俣ダムはダムサイトが楢俣川にあるが、既存の楢俣ダムに配慮して字を変えた。しかしその後、発音が同じで混乱が生じ、先発の楢俣ダムが須田貝ダムに改名。ダムサイトの地名が須田貝。
田瀬
(たせ)
岩手県
改名ダム
建設当時は河川名を取って猿ヶ石ダムだったが、その後、水没地の字名を取って田瀬ダムに改名。
殿山
(とのやま)
和歌山県
地元では合川ダムと呼ばれる
殿山発電所のダムとして作られたため、殿山ダムだが、大塔村合川(ごうがわ)にあるため、地元では合川(ごうがわ)ダムと呼ばれている。
長井
(ながい)
山形県
読み間違いのないよう改名
当初新野川ダムだった。置賜野川には既に菅野ダムと木地山ダムが完成していたので、新しい野川のダムという意味。ところが、「にいのがわ」と読み間違われやすいので、市の名をとって長井ダムと改名。
鳴見
(なるみ)
長崎県
地域名に改名
当初河川名をとって二股ダムであったが、昭和57年、長崎市長の要請により、地域名をとって鳴見ダムに改名。
布引五本松(再)
(ぬのびきごほんまつ)
兵庫県
日本最古のコンクリートダム
水道専用ダムとして明治33年に完成。日本最古のコンクリートダム。粗石コンクリートを使用している。阪神・淡路大震災にも耐え現在も神戸市の水源として使用されている。英国人ウィリアム・バルトンの指導、大阪市から招へいされた技師・佐野藤次郎の設計。「布引ダム」、「五本松ダム」とも呼ばれる。
布引五本松(元)
(ぬのびきごほんまつ)
兵庫県
日本最古のコンクリートダム
水道専用ダムとして明治33年に完成。日本最古のコンクリートダム。粗石コンクリートを使用している。阪神・淡路大震災にも耐え現在も神戸市の水源として使用されている。英国人ウィリアム・バルトンの指導、大阪市から招へいされた技師・佐野藤次郎の設計。「布引ダム」、「五本松ダム」とも呼ばれる。
土師
(はじ)
広島県
より広い地域名に改名
ダムサイトの地域名から下土師ダムだったが、ダム関連地区は、上土師、中土師、下土師であるなどのため、昭和43年、土師ダムに改名。
早池峰
(はやちね)
岩手県
水源の名山の名に改名
水没地の地名から落合ダムだったが、昭和63年、地元要望により、ダムの源流にある名峰早池峰(はやちね)山の名から、早池峰ダムと改名。
平木場
(ひらこば)
佐賀県
地域名に改名
河川名から町田(ちょうだ)ダムだったが、管理移行に際し、水没地の字名から平木場ダムに改名。
蓬莱
(ほうらい)
福島県
飯野ダムとも呼ばれる
飯野ダム、あるいは飯野堰堤とも呼ばれるようだ。Yahoo地図などには、飯野ダムとある。
南川
(みなみかわ)
宮城県
改名したダム
地先名から悪田ダムと言っていたが、その後、河川名を取って南川ダムと改名。
南畑(元)
(みなみはた)
福岡県
地域名に改名
河川名から那珂川ダムだったが、竣工に際して、地域の旧い地名南畑を後世に残したいという地元要望を受けて、南畑ダムに改名。
三春
(みはる)
福島県
町名に改名
実施計画調査着手時には大滝根ダムだったが、昭和49年、地元三春町の要望により、町名をとって三春ダムに改名。
三保
(みほ)
神奈川県
旧村名に改名
河川名により酒匂ダムと名付けられていたが、昭和50年、旧村名をとって三保ダムに改名。この地域は、明治42年、3村が合併して三保村となったが、昭和30年に山北町と合併し、三保村の名称はなくなった。
森吉山
(もりよしざん)
秋田県
近くの名山の名に改名
河川名から阿仁川ダムだったが、昭和61年、地元町の要望で、森吉山県立自然公園の中心で眺望も素晴らしく、地域の象徴的な山である森吉山に因んで森吉山ダムに改名。
弥栄
(やさか)
広島県
渓谷名に改名
地先名から八丁ダムだったが、昭和47年、水没地の弥栄峡に因み、めでたい名でもあると、弥栄ダムに改名。
安富
(やすとみ)
兵庫県
町名に改名
当初河川名により林田川ダムだった。また、林田ダムとも言ったようで、ダムの定礎には林田ダムとある。しかし、下流のダムとは無関係の場所に姫路市林田町があり、竣工式の前に、地元の町名をとって安富ダムに改名。
耶馬溪
(やばけい)
大分県
渓谷名に改名
ダムサイトの大字名から柿坂ダムだったが、知名度が高く観光にも役立つと、渓谷名の耶馬渓から耶馬渓ダムに改名。
湯の原
(ゆのはら)
山口県
名前が変わった
事業に着手した頃は、新湯の原ダムと呼ばれていた。それが、「新」の字をとって、湯の原ダムに改名。
横竹
(よこたけ)
佐賀県
ダムサイト変更に伴い改名
地元の地先名を取って春日ダムとして昭和48年から実施計画調査を行ったが、その後、ダムサイトを横竹地先に変更。建設事業着手時点に横竹ダムに改名。
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