どんなダムキーワード検索:デザイン・景観
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座間味
(ざまみ)
沖縄県
堤体は石積み模様
国定公園で観光客も多いことから、景観に配慮。堤体下流面は、石積み模様。化粧型枠により沖縄独特の石積み(首里城跡のあいかた積み)を模したもの。
山王海(再)
(さんのうかい)
岩手県
堤体に大きな文字
下流から見ると、ロックフィルダムの堤体に大きな文字で「平安 山王海 2001」と。旧ダムの堤体にも植樹された「平安 山王海 1952」の文字があった。永遠の水争いの終焉を祈念したものという。新ダムにそれが2001となって引き継がれた。背景が黄緑の芝生で、文字が濃い緑の木であるようだ。
塩沢
(しおざわ)
群馬県
建物は和風
管理事務所やゲート機械室などの建物は和風のデザイン。コンクリートダムに似合わないようにも思うが、ちょっと珍しい。
塩沢
(しおざわ)
群馬県
ダムの脇にモザイク壁画
ダムの側面、天端道路の突き当たりにモザイク壁画がある。タイル張りで、縦8メートル、横30メートルとかなり大きい。神流町を象徴する「神流川、御荷鉾山(みかぼやま)、鯉のぼり」の3つからイメージした青を基調とした配色の抽象画。
四万川
(しまがわ)
群馬県
ダム天端高欄には陶板画
ダム天端高欄には地元中之条町の小学生たちが作成した陶板画が。
四万川
(しまがわ)
群馬県
城壁を思わせる
景観に配慮して、堤体下流面は、化粧型枠により石積み風に。美しい城壁を思わせるとの評もあるが。
新滝の池
(しんたきのいけ)
大阪府
堤体が赤い
堤体全体が、赤い色をしていて、びっくり。堤体の色としてはごく珍しいのでは。緑の中で映える色にしようということで赤が選ばれたらしい。堤体の形がアーチ状なのも変わっている。
千苅
(せんがり)
兵庫県
放流が美しい
放流時には、石張りの堤体斜面を白く波立った水が流れ落ち、美しい景観を呈する。
仙人谷
(せんにんだに)
富山県
シンメトリーな構造
岩盤上にダムが築かれている。左右対称でシンプル。小屋平ダムとうり二つだが、こちらの方がやや小さい。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
滝沢
(たきざわ)
埼玉県
土木学会賞を受賞
「滝沢ダム建設事業」が、平成23年度土木学会賞を受賞した。受賞業績名は、『滝沢ダムの建設(大規模重力式コンクリートダムの合理化施工とデザイン設計による景観資産の創出)』。重力式コンクリートダム合理化施工の集大成でダム施工技術の発展に大きく貢献したこと、関連構造物のデザイン設計を進めて奥秩父の「新たな観光資源」として地域活性化への貢献が期待されることなどが受賞理由。
滝沢
(たきざわ)
埼玉県
下流にループ橋
ダムサイト下流に国道140号のループ橋が平成10年10月に開通。大滝大橋(下流側)と廿六木大橋の2橋から成る。愛称は雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)。ダム上下流の約125mの高低差を結ぶ。デザインに工夫を凝らすとともに、もとの地形を出来るだけ改変しないなど自然環境の保全にも配慮。夜には光の輪が美しい。平成10年度の土木学会・田中賞、プレストレストコンクリート技術協会賞、日本コンクリート工学協会賞、グッドデザイン賞を受賞。
出し平
(だしだいら)
富山県
新柳河原発電所で発電
宇奈月ダムのダム湖の湖岸に関西電力新柳河原発電所がある。上流の出し平ダムから取水して、ここで発電。新柳河原発電所は、湖上に浮かぶ城をイメージして作ったらしい。
塚原
(つかばる)
宮崎県
万里の長城?
天端高欄の上端部に凹凸があり、特異なデザインになっているが、これは万里の長城をイメージしたものという。
津川
(つがわ)
岡山県
青い屋根
管理棟、エレベータ棟などの屋根が、青い三角屋根で統一されている。地味な感じだが、堤体と違和感がなく、すっきりと見える。
苫田
(とまた)
岡山県
トータルデザイン
ダム空間のトータルデザインを実施。委員会を組織して平成4年から12年間に渡りデザインを検討。土木学会デザイン賞2007で、最優秀賞に選定される。ダム天端ゲートハウスの高さを抑え、シンプルな堤体景観に。多数の橋や公園のデザインも一体的に検討。管理庁舎は、免震ピロティ式。
富郷
(とみさと)
愛媛県
簡素で美しいデザイン
堤体は、直線を主体にした簡素なデザイン。統一感があり、美しい。県立自然公園内に建設され、周辺景観との調和にも配慮。
長島
(ながしま)
静岡県
トータルデザインのダム
景観計画やデザインにトータルデザインを採用。ダム本体をはじめ、橋、道路、照明といった各施設のデザインコンセプトを統一し、形の処理や材質、色彩などの調和を図る。
中筋川
(なかすじがわ)
高知県
優れたダム堤体デザイン
本格的な景観設計を導入。特徴は、堤体の下流面を階段状にして豊かな表情を持たせていること。ステップの高さは75cm。85段ある。 越流時には滝を思わせる。同時に越流水の勢いを押さえるという機能もあわせ持つ。また、堤体は左右対称で、落ち着きのあるデザイン。平成13年度土木学会デザイン賞優秀賞。階段状であるためにゴミがたまりやすいという欠点もあるらしい。
七色
(なないろ)
三重県
珍しい重力式アーチダム
重力式アーチダムゲートの形状を統一、シンメトリーな構造になっている。まとまりのある景観を見せる。
楢井
(ならい)
岡山県
変わったデザインの管理棟
管理棟は教会風。天端の入り口にある門のような構造物は和風のようでもある。デザインについて何かコンセプトがあるのだろうか。
成相
(なりあい)
兵庫県
曲線を多用したデザイン
減勢工導流壁などの形が曲線になっている。天端にも曲線を使ったデザイン。ダムはコンクリート構造物だが、曲線を多用して柔らかさを出しているのか。
鳴淵
(なるふち)
福岡県
メルヘンの世界
ダム天端上屋、放流バルプ室や管理事務所の屋根は、緑色の円錐形のデザインで、ヨーロッパのメルヘンの世界を思わせ、子供たちにも人気を呼んでいる。
西山(再)
(にしやま)
長崎県
長崎らしいデザイン
旧ダムの造形を継承するとともに長崎らしいデザインに。ダム天端にはグラバー邸に用いられている格子模様の洋風高欄とガス灯風の照明。通廊入り口扉にはステンドグラス。
温井
(ぬくい)
広島県
優れた堤体デザイン
大規模なアーチ式ダムだが、下流から見ると堤体は簡潔ですっきりしたデザイン。見た目にも美しい。
布引五本松(再)
(ぬのびきごほんまつ)
兵庫県
優れた景観の登録有形文化財
堤体の石垣模様が巨大な城壁を思わせる。型枠に用いた切石をそのままに残したためという。堤体上部にはテンテル(歯飾り)が付されており、ヨーロッパの古典様式の影響という。周囲の緑と調和し、優れた景観を現出。平成10年に文化庁より登録有形文化財の指定を受けた。優れた土木遺産。
布引五本松(元)
(ぬのびきごほんまつ)
兵庫県
優れた景観の登録有形文化財
堤体の石垣模様が巨大な城壁を思わせる。型枠に用いた切石をそのままに残したためという。堤体上部にはテンテル(歯飾り)が付されており、ヨーロッパの古典様式の影響という。周囲の緑と調和し、優れた景観を現出。平成10年に文化庁より登録有形文化財の指定を受けた。優れた土木遺産。
野津
(のつ)
大分県
「吉四六さん」に出会える
野津町は大分県の民話の代表的な主人公である「吉四六さん」のふるさと。持ち前のとんち・奇才から多くの「吉四六ばなし」が生まれた。ダム周辺では、周回道路の橋梁親柱などに「吉四六ばなし」のワンシーンが採り入れられるなど、いろいろな「吉四六さん」に出会える。
土師
(はじ)
広島県
ゲートがカラフル
ゲートが、赤と黄色にカラフルに塗装されている。下流から見るときれいだ。色は塗り替えたようで、以前は違っていたようだ。
早池峰
(はやちね)
岩手県
エーデルエコーライン
早池峰ダム建設に伴う付替道路は、市街地と早池峰山を結ぶアクセス道路。観光と産業振興への寄与が期待される。完成を機に、大迫町内から道路の愛称を公募、「エーデルエコーライン」に決定。14の橋には、宮沢賢治の童話の中の動物たちと、早池峰山、薬師岳に生育する貴重な高山植物が、親柱や高欄パネルのモチーフに。擁壁には「早池峰神楽の舞」をモザイク壁画が。橋の橋名板には大迫町内の小中学生に書いた文字を使用。工夫して地域性を演出。
一ツ瀬
(ひとつせ)
宮崎県
特徴的なデザイン
巨大アーチダムだが、デザインが特徴的。下流から見ると、左岸右岸、中央の3箇所にクレストゲートを配し、このうち左岸・右岸はスキージャンプ式の洪水吐で、バランスのとれた美しい景観を見せている。日本一美しいアーチダムという声もあるようだ。
日向
(ひなた)
岩手県
細部にデザイン的配慮
堤体コンクリート表面は、石積み模様になっているが、これは、鉄の町釜石の原点となった様式高炉の「史跡橋野高炉跡」の石積み模様をモチーフにしたもの。天端高欄は、さざ波をイメージしたデザインで、所々に釜石の花・はまゆりが配されている。
豊稔池(再)
(ほうねんいけ)
香川県
日本で唯一の5連のマルティプルアーチダム
石積式の5連のマルティプルアーチダム。マルティプルアーチダムとしては国内には他に2連の大倉ダムがあるのみ。当初は重力式ダムとして計画されたが、基礎岩盤が予定より深かったためこの形式になったといわれる。粗石コンクリートが使用された。周囲の山あいの景観と調和し、中世のヨーロッパの古城を思わせる風格。大正15年から4年の歳月と延べ15万人の労力を投入して完成。設計指導は佐野藤次郎。米国で先端技術だったマルティプルアーチ方式を、日本で初めて適用。農業用としては日本初のコンクリートダムと言われる。
本庄
(ほんじょう)
広島県
国指定の重要文化財
大正7年の竣工当時、規模は東洋一といわれた。花崗岩の石積み。洪水吐が堤体から分離されていて、堤体が簡素で重厚な印象。アーチ曲線が取り入れられ、重厚な中にも柔らかさを演出。平成11年に国指定の重要文化財に。周囲には皇居周辺と同じ「ねじれ松」が数十本も植えられている。桜の名所で、4月上旬〜中旬には桜300本が咲き、一般開放される。
間瀬
(まぜ)
埼玉県
デザインがおもしろい
堤体の上にある高欄の開口部や管理棟のデザインがちょっと変わっていておもしろい。
松田川
(まつだがわ)
栃木県
堤体下流面を利用した巨大な「エコ・アート」
平成20年7月、ドイツの大手清掃機器メーカー、ケルヒャー社の日本法人が、堤体下流面に高圧洗浄機を使った巨大アートを制作すると発表。1週間ほどの作業でできあがり、大きな花柄がくっきりと現れた。その後時とともに薄くなり、2、3年でほぼ見えなくなったようだ。
三春
(みはる)
福島県
景観設計を導入
ダムや諸施設について景観設計を導入。歴史と文化を尊重し、堤体の下流面は城壁タイプの石垣模様。下流から見上げると、城壁が。
茗荷谷
(みょうがたに)
鳥取県
ゲートピアに丸いデザイン
ラジアルゲートが2門あって、その真ん中のピア上部に丸いデザインの部屋が。左右のピア上の高欄も丸い。シンプルな中に、こだわりを感じさせる。最近は、なぜか建物が付加されてしまったようだが。
村山下(再)
(むらやましも)
東京都
日本で一番美しい?取水塔
村山貯水池第一取水塔は、日本で一番美しい取水塔とも言われる。大正14年の建設。ネオ・ルネッサンス様式。煉瓦造りの円筒形。丸いドーム状の屋根。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。後に、類似デザインで第二取水塔が建設されている。
門入
(もんにゅう)
香川県
憩いの場を創出
ダムのフーチングの階段は開放されていて、カラータイルで絵が描かれている。ダム周辺には、記念公園、岬の公園、水辺の公園、モニュメント展望台広場、花の広場を設置し、憩いの場をつくり出した。

(わし)
福井県
簡潔なデザインの重力式アーチダム
比較的珍しい重力式アーチダム堤高45mと高くはないが、堤頂長は277mで横長。曲線形状と、シンプルなデザインが美しい。
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