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ダムマニアを御存知ですか

 これは、「OOPS」 というサイトに掲載された「4/2 ダムマニア」という記事を、同サイトの管理人の まるこう 様のご厚意で、一部修正の上転載させて頂いたものです。


世の中には、いろんなマニアが居るものだけど、
「ダムマニア」というのを御存知だろうか?

カラオケのDAMなんかじゃない(←これはこれで怖いが)
ここで言うダムは、河をせき止める、あのダムだ。

こんなモノが趣味になるのか?と思われるかも知れないが、
それが意外にも、ダムマニア人口は結構多いらしい。
(ウソかホントか、タモリもダムマニアだそうだ・・・)

もちろんマニアであるから、その知識は相当なものだけど、
ダムマニアの多くは、けっしてダム工学の専門家というわけではない。
中には純粋に工学的な興味を持ってる人も居るかも知れないが、
彼らの多くは、各地のダムを見て歩くのだ。
ある時は堤頂(ダムのてっぺん)に立って下を見下ろし、
ある時はダムの麓に立ち、上を仰ぎ見る。
下流からダムを目指して、山の中からダムが現れる、
その「現れ方」を楽しんだりもする。

ダムは、もはや鑑賞の対象なのだ。

たしかにチョット変わった趣味かも知れない。
理解できない人には全く理解不能だろう。
しかし私は、実は彼らの気持ちがちょっと判る。

ダムはおそらく、人間が作り上げる最大級の建造物だ。

例えば国内最大級のロックフィル ダ ム である群馬県の奈良俣ダムは、
高さ158m、堤体の体積は1310万m3に達する。
エジプトのクフ王ピラミッドが高さ137m、体積は約221万m3だから、
これに比べてダムがいかに巨大な建造物なのか判るだろう。

奈良俣ダム

ちなみにスロバキアのCunovo-Gabcikovoダムは体積1億5835万m3
タジキスタンのNurekダムの高さは300m(これが世界最大)という。
たしかにデカい。

ダムは大抵が山奥深くに存在する。
そんな山の風景と、人工的な巨大建造物とのミスマッチ。
こういうところに、たまらなく興味をそそられるのだろうか。
(人によっていろいろだとは思うけどね・・・)

ところが御存知のとおり、最近、ダムは逆風のまっただ中だ。
ダムマニアというと、イコール・ダム賛成派と思われるのか知れないが、
時には脱ダムな人々から筋違いな批判を受けることもあるようで、
この種のHPサイトの管理者は、それなりに結構気を遣ってるようだ。
ちょっと可哀想だ。

ところでダムマニアから辿って行くと、
あるわ、あるわ。さらにディープな世界が開けてくる。
たとえば水門の写真集サイト・・・Floodgate(水門)
ガスタンク探訪記サイト・・・ガスタンク2001
タワークレ ーンのサイト・・・タワークレー ンミュージアム


趣味って面白い(^^)


(参考)ダム関連のサイト
ダムサイト  ダムマニア  日本全国ダム紀行  もっといっぱいあるけど、とても紹介しきれない。

あとはみなさん探してケロ(^^)

「OOPS」は、こちら

(2004年5月作成)
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