「第56回ダム技術講演討論会」及び「第82回 ダム施工技術講習会」開催のお知らせ

開催主旨




 わが国のダム建設技術は、省力化や建設技術の高度化などにより、世界に冠たる技術力 を誇っております。しかしながら、近年のダム事業をとりまく様々な環境の厳しさから、設計・施工や材料面等においては、さらなる創意工夫や合理化施工が求められ、各ダム建設現場においては、無人化や省人化など日々一層の研鑚が重ねられている状況にあります。
 当協会ではこうした趨勢に鑑み、わが国のダム建設技術の発展に向け、官民を問わずより多くの技術者の方々に、より多くの研究事例や設計・施工事例を学んでいただくことを主眼として本講習会を開催しております。
 今回は、国土交通省より「ダム事業の最近の話題」をご紹介いただくほか、ダムの現場からの報告として、国内で初めての「ダム通砂(つうさ)」運用を行うために再開発事業を行った九州電力所管の、「西郷ダム・山須原ダム再開発事業」についてのご報告や、かんがい専用ダムに治水機能を付加させるため越流長を確保できるラビリンス型洪水吐きを採用した福島県の「千五沢ダム」についてのご報告をいただきます。さらに、ロックフィルダムの設計・施工事例として大阪府の「安威川ダム」を、重力式コンクリートダムの設計・施工事例として北海道の「平取ダム」に関するご報告をいただきます。
最新のダム情勢・ダム技術の動向把握や技術研鑚の場として、関係各位多数のご参加をお待ち申し上げます。

プログラムはこちらをご覧下さい。

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