に親しむ旬間」全国行事

森と湖 弥栄湖フェスタ開催

 広く国民の方々にダムに親しんでもらうことを願い昭和62年度にスタートした 「森と湖に親しむ旬間」はことしで16回目。
 7月21日から31日までの期間中, 全国行事として広島県大竹市・山口県美和町の弥栄 ダムで「森と湖 弥栄湖フェスタ」(27〜28日)が開かれたほか,各地域でそれぞれ特 色ある行事が盛大に開催されました。
 また,弥栄ダムでの記念式典では「森と湖のある風景画コンクール」や「流域経営功 労賞」などの表彰式が行われました。


左岸より望む弥栄ダム
弥栄湖


弥栄湖フェスタ正面ゲート
記念式典であいさつに立つ二井関山口県知事



「子供フォーラム」でキャンプでの体験を語る
小瀬川流域の小学生たち
「活かそう水と緑〜次世代につなぐ地域づくり〜」を
テーマに美和町文化会館で開催された
パネルディスカッション

コーディネーター 池上   彰(NHK報道局記者主幹)
パネリスト    小川 全夫(九州大学大学院教授)
        北原  曜(信州大学農学部教授)
        山根 一眞(ノンフィクション作家)
        高木 美保(女優)
        鈴木 藤一郎(国土交通省河川局長)
                      (敬称略)

 「森と湖に親しむ旬間」は,建設省(現国土交通省)河川局が林野庁と協力して,ダム湖周 辺地域の振興と活性化を図るための一助として、昭和62年度に創設されました。国民に森と 湖に親しむ機会を提供することによって,心身をリフレッシュし,同時に,森林やダム,河川 等の重要性について,国民の関心を高め,理解を深めることを目的とするこの運動は,年々各 地区で,それぞれ特色ある行事が盛大に行われています。
 メインイベントは,全国行事実行委員会と現地実行委員会により企画,実施され,あわせて 「シンポジウム」などを開催。これまで以下のダムが会場となりました。

第1回 栃木県塩谷郡藤原町・川治ダム
第2回 群馬県利根郡新治村・相俣ダム
第3回 岩手県和賀郡東和町・田瀬ダム
第4回 滋賀県大津市・京都府宇治市・天ケ瀬ダム
第5回 熊本県下益城郡砥用町・緑川ダム
第6回 愛媛県東宇和郡野村町・野村ダム
第7回 北海道空知郡南富良野町・金山ダム
第8回 岐阜県恵那市・阿木川ダム
第9回 広島県高田郡八千代町・土師ダム
第10回 新潟県南魚沼郡六日町・三国川ダム
第11回 沖縄県国頭郡宜野座村・漢那ダム
第12回 秋田県仙北郡田沢湖町・玉川ダム
第13回 奈良県奈良市・布目ダム
第14回 大分県下毛郡耶馬渓町・耶馬渓ダム
第15回 神奈川県津久井郡津久井町・宮ヶ瀬ダム

 今回の会場となった弥栄ダムは元建設省が小瀬川水系小瀬川の広島県大竹市・山口県岩国市 に平成2年度に建設した多目的ダムで,諸元は高さ120m,長さ540 mの重力式コンクリート ダム。有効貯水容量1億600万立方mをもって洪水調節と河川維持用水,水道・工業用水の供給 および発電を行います。
 なお,次回は天塩川水系の岩尾内ダム(北海道上川郡朝日町)を予定しています。
                   

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