に親しむ旬間」全国行事

’98森と湖のフェスティバル in 田沢湖 開催

広く一般国民にダムに親しんでもらうことをねらいとして昭和62年度にスタートした 森と湖に親しむ旬間」はことしで12回目。
7月21日から31日までの期間中, 全国行事として秋田県仙北郡田沢湖町の玉川ダムで 「'98森と湖のフォーラムin田沢湖」(25〜26日)が開かれたほか,各地域でそれぞれ特色 ある行事が盛大に行われた。
 また,このほか全国行事として,「森と湖のある風景画コンクール」や「花と緑の水源地 コンテスト」,今回から新たに「全国森と湖に親しむイベント大賞」などを実施。玉川ダム での記念式典でその表彰式が行われた。

右岸より望む玉川ダムと宝仙湖


フェスティバル正面ゲート
記念式典風景;
あいさつに立つ寺田秋田県知事
「カントリー・ライフの魅力」と題し
 基調講演に立つ浜 美枝さん

 田沢湖町民会館で開催されたシンポジウム風景

  コーディネーター 藤吉洋一郎(NHK解説委員)
      パネリスト    太田猛彦(東京大学教授)
           鍔山英次(日本の川を守る会幹事)
           清水浩志郎(秋田大学教授)
           青山俊樹(建設省河川局長)
           浜 美枝(女優)
                  (敬称略)
 佐藤田沢湖町長(写真左)から桐木奈良市助役
 (次回開催地・布目ダム所在)へ、シンボルフラ
 ッグの引き継ぎ
 「森と湖に親しむ旬間」は,建設省河川局が林野庁と協力して,ダム湖周辺地域の振興と活
性化を図るための一助として、昭和62年度に創設した。国民に森と湖に親しむ機会を提供す
ることによって,心身をリフレッシュし,同時に,森林やダム,河川等の重要性について,国
民の関心を高め,理解を深めることを目的とするこの運動は,毎年各地区で,それぞれ特色あ
る行事が盛大に行われている。                            
 メインイベントは,全国行事実行委員会と現地実行委員会により企画,実施され,これまで
以下のダムが会場となった。                             

第1回 栃木県塩谷郡藤原町・川治ダム     
第2回 群馬県利根郡新治村・相俣ダム     
第3回 岩手県和賀郡東和町・田瀬ダム     
第4回 滋賀県大津市・京都府宇治市・天ケ瀬ダム
第5回 熊本県下益城郡砥用町・緑川ダム    
第6回 愛媛県東宇和郡野村町・野村ダム    
第7回 北海道空知郡南富良野町・金山ダム   
第8回 岐阜県恵那市・阿木川ダム       
第9回 広島県高田郡八千代町・土師ダム    
第10回 新潟県南魚沼郡六日町・三国川ダム   
第11回 沖縄県国頭郡宜野座村・漢那ダム    

 今回の会場となった玉川ダムは建設省が雄物川水系玉川に平成2年に建設した多目的ダムで
,諸元は高さ 100m,長さ 441.5mの重力式コンクリートダム。有効貯水容量2億2,900 万立
方mをもって洪水調節と発電のほか不特定用水,かんがい用水,水道および工業用水を供給す
る。                                        
 宝仙湖周辺には玉川緑地公園や,スポーツゾーン,ハイキングゾーン,展示室などが整備さ
れ,人びとの憩いの場となっている。                         
                     
右岸より望む玉川ダムと宝仙湖
下流より望む玉川ダム
真夏のスノーゾーン
魚のつかみどり
フワフワガチャピン
この木なんの木コーナー
物産市
森・湖記念コースター工房
地元小学生たちが一斉に放った
「自然にやさしいエコ風船」 
中にはブナの種子が入っている
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