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ダム番号:2651
 
目保呂ダム [長崎県](めぼろ)



ダム写真

(撮影:だい)
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どんなダム
 
魚道を整備
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自然環境とのバランスのとれたダム造りをめざし、アユなどの生態系の維持のため魚道を設置。貯水池水位の変動に対し、魚道出口部の水深を一定に保つために、浮力によって高さが変わるフロート式のパワーシュート式ゲートを持つ階段式魚道。延長178m、落差14m。
途絶えていた伝統行事「馬跳ばせ」が復活
___ 対馬の対州馬は、小さいが、性格は温順で粗食にたえ、荷の重量負担に強く、山の悪路を登り降りするのも巧い。「馬跳ばせ」は、男の子の初節句の行事で、1960年代後半まで続いていたが、農業の機械化などで出走する対州馬がいなくなり、途絶えていた。しかし、町おこしにつなげようと、町民らが飼っている対州馬を、福岡市内の乗馬クラブで約四カ月間調教し、伝統行事「馬跳ばせ」が復活。2002年7月14日、目保呂ダム内の公園で実施。復活した「馬跳ばせ」は、瀬田地区の目保呂ダムの公園で実施。
左岸所在 長崎県対馬市上県町瀬田シタン採680番  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯34度32分46秒,東経129度22分22秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  仁田(3km)

河川 仁田川水系仁田川
目的/型式 FN/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 40m/150m/74千m3
流域面積/湛水面積 17.1km2 ( 全て直接流域 ) /60ha
総貯水容量/有効貯水容量 5400千m3/4970千m3
ダム事業者 長崎県
本体施工者 間組・鴻池組・小宮建設
着手/竣工 1974/1999
ランダム情報 【ダム工事年表】仮排水路(1993.5〜1993.12) 本体掘削(1993.10〜1994.5) 本体打設/盛土(1994.6〜1995.10)
【ダムカード配布情報】2021.8.1現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○対馬振興局 河港課 9:00〜17:00(土・日・祝祭日・年末年始は配布を行っておりません。)※配布には、ダムへ行った証明(写真等)が必要となります。
参考資料
■目保呂ダムの施工について / 福田 明
【ダム日本 No.606(H7.4)】
■【カラーグラビア】写真で見る目保呂ダム
【ダム日本 No.626(H8.12)】
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】左岸所在地[対馬市上県町字ウスキネ→対馬市上県町瀬田シタン採680番] 河川名[仁田川→湯河内川] 目的[F→FN] 着手[1973→1974] 竣工[2000→1999] 本体施工者[間・鴻池・小宮建設→鴻池・間・小宮建設JV] 流域面積[14.2→17.1] 湛水面積[34→60]
【07当初→07最終】河川名[湯河内川→仁田川]
【08最終→09当初】本体施工者[鴻池・間・小宮建設JV→鴻池・間・小宮建設]
【12最終→13当初】本体施工者[鴻池・間・小宮建設→間組・鴻池組・小宮建設]
→ ダム便覧の説明
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