全項目表
 
ダム番号:3162
 
藤井川ダム(再) [茨城県](ふじいがわ)

 → 藤井川ダム(元)

ダム写真

(撮影:柳二郎)
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  →フォト・アーカイブス [ 提供者順 / 登録日順 ]
どんなダム
 
貯水池の掘削
___ 藤井川ダムは、昭和31年に防災専用の穴あきダムとして建設、その後、藤井川総合開発事業の一環として穴を大改造して常用洪水吐を設置し、堤体からやや離れた位置に非常用洪水吐を設置して多目的ダム化、昭和52年に完成。この時は予備放流方式を伴った洪水調節を行っていたが、その後、貯水池の掘削により予備放流分の容量を確保する二度目の再開発を実施した。
非常用洪水吐が別の場所に
___
ダム本体からやや上流部にラジアルゲート3門を備えた大規模な非常用洪水吐がある。非常用洪水吐が離れているのは、小河内ダムなどごく少数で、珍しい。ラジアルゲーは赤い色で目を引き、上部にあるゲート室のデザインもユニーク。周囲にあるオートキャンプ場などに配慮したものだろう。
[写真](撮影:柳二郎)
市民の憩いの場
___ 水戸市の郊外にあり、ダム湖は「常北家族旅行村藤井川ダムふれあいの里」の中心。休日ともなると家族連れなどでにぎわう。オートキャンプ、散策、釣りなど。
ダム湖は「うなぎ地蔵湖」
___
昭和63年公募。伝説「うなぎ地蔵」に因んだもの。
[写真](撮影:Dam master)
シリーズ ダム百選 投票から
第 13 回  『 デザインの良いダム 』
■ あ、別荘地発見!…ではなくて、藤井川ダムの非常用洪水吐です。堤高40mにも満たない小ぶりなダムですが、こんなにお洒落。また全国的にも非常に珍しい、非越流型重力式コンクリートダムでもあります。 (たろちゃん)
左岸所在 茨城県東茨城郡城里町下古内  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯36度26分08秒,東経140度21分32秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  藤井川(元)(0km)  三野輪池(4km)  楮川(4km)  飯田(7km)  不動谷津池(8km)

河川 那珂川水系藤井川
目的/型式 FNAW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 37.5m/90m/48千m3
流域面積/湛水面積 70km2 ( 全て直接流域 ) /38ha
総貯水容量/有効貯水容量 4462千m3/4212千m3
ダム事業者 茨城県
本体施工者 株木建設・昭和建設
着手/竣工 1991/2009
ダム湖名 うなぎ地蔵湖 (うなぎじぞうこ)
ランダム情報 【地域に開かれたダム】国土交通省により地域に開かれたダムに指定される(1993/04/12指定)
【ダムカード配布情報】2021.8.1現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○藤井川ダム管理事務所 8:30〜17:15(平日のみ)(対応できない曜日・時間帯があるため詳細はHPをご覧ください)
ダムカード画像コレクション
藤井川ダム Ver.1.0 (2012.12)
[協力:安部塁]
リンク Dam's room・藤井川ダム
damsite・ダムデータ
ウィキペディア・藤井川ダム
ダムマニア・藤井川ダム
参考資料
■《小規模生活ダム事例》  藤井川ダムの再開発事業について / 小林一成
【ダム日本 No.634(H9.8)】
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】左岸所在地[東茨城郡常北町大字下古内→東茨城郡城里町下古内] 竣工[2005→2004]
【06最終→07当初】本体施工者[株木建設→株木建設ほか]
【07最終→08当初】竣工[2004→2009] 本体施工者[株木建設ほか→株木建設・昭和建設] 総貯水容量[4462→4000] 有効貯水容量[4212→3750]
【08最終→09当初】堤高[37.5→38] 総貯水容量[4000→4462] 有効貯水容量[3750→4212]
【09当初→09最終】堤高[38→37.5]
→ ダム便覧の説明
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