ダム事典[用語・解説](清水バイパス)


清水バイパス (せいすいばいぱす)
 貯水池から濁水が流れ出るのを抑制するため、選択取水設備により濁度の低い水を放流するようにしますが、貯水池の濁度が大きい場合にはこの方法のみでは不十分なことがあります。このようなときに、貯水池の上流で、流入する濁りの少ない水を取水して、貯水池を迂回するバイパス水路を経由して、直接ダムの下流に放流することが有効です。このバイパス水路を清水バイパスといいます。(→日本のダム:浦山