《このごろ》
箱根八里は馬でも越すが。越すに越されぬ大井川

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「箱根八里は馬でも越すが。越すに越されぬ大井川」
大井川って、すごい川だったんだなぁ。
でも今の大井川って、全然水が流れてないよね〜。
昔は年間で63トンもの流量があったけど、今では年間6トンしか流れてないんだって。
大井川は昔のように、大量の水が流れてなくちゃダメだよね!

これ、全てダムのせいなんだよ。
大井川には、なんと32個のダムがあって、それぞれ取水して川に水を戻さないから流量が減っちゃったんだって。

流量が減ったんで河原に木々が自生し、台風が来るたびに木々が下流に流されるんだって。
この木々、漁師の網に引っかかって大変なんだって。
昔は途中に流木を堰き止めるダムが無かったんで、もっと多くの流木が流れてきてたんだよ。
慣れって怖いよね。

そもそも、大井川にダムが32個もあることが原因なんだよ。
これらのダムは、発電が目的なんだって。
かなり昔に造ったダムらしいし、ここはすっきり一つのダムにまとめちゃえばいいんじゃない?!
32個のダムを一つにまとめて1個にしちゃえばいいんだよ。


大井川のダム

でも、ダム水路式じゃダメだよ。
だって、水路式じゃ大井川の流量が減っちゃうでしょ!
だからダム式じゃないとダメ。
発電量は、高さ×流量で決まるから、包蔵水力の3,127,000,000kW・h/year(参考:水力ドットコム)を維持するには、相当高いダムを造らなくちゃダメだな。
多分、高さ500mぐらいなくちゃな。

あれっ? ダメダメ!
ダムは自然破壊だよ。
新しいダムなんて造っちゃいけないよ!!

やっぱ、大井川で水力発電する必要ないよ。
今はクリーンエネルギーの時代でしょ。
これからは原子力発電だよ!
中部電力には何かと話題の浜岡原発があるじゃん!


以上、「週刊ダイアモンド 2006/12/12号」を読んででした。

(文章内のデータは、ダイアモンド社「週刊ダイアモンド 2009/12/12号」>> の記事より引用しており、値を保証するものではありません。)

(H21.12.10、宮島咲)
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