《このごろ》
「DON!」の目のつけどころ

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月曜(24日)の昼、日本テレビの「DON!」でダムが取り上げられた。珍しい専門誌を紹介するコーナーと言うことで、10分ほどの放送だったが、「月刊ダム日本」の紹介を中心に、写真集、放流ビデオ、ダムナイト、ダムカレーなど多彩に、次々と話題が進み、内容満載。

事前に何回か取材があった。ダム日本を5冊も買ってくれたので(だからということでもないが)、だいぶ協力。

最初、ダム日本を紹介したいが、歴史のある雑誌なので、創刊号以降の表紙の変遷を写真で見せたい、ということだった。結構まじめだ、そんなところに目をつけたのかと、古いダム日本を探して表紙をスキャン。それがパネルになって、放送された。写真は、使われたパネルです。


「ダム日本」の変遷
左から、創刊号(1960.5)、No.303(1970.1)、No.423(1980.1)、No.543(1990.1)、No.663(200.1)


創刊号(1960.5)とNo.303(1970.1)を拡大


最新号のNo.787(2010.5)

創刊号は、1960年5月だから、今年で50才。長寿な雑誌といえよう。
最新の2010年5月号はNo.787。誰も気づかなかっただろうが、なぜか計算が合わない。創刊から10年ほど後の1970年1月号はNo.303。月刊だから、10年ほどだと120ぐらいのはずだが。これは謎だ。

このダム日本の歴史の話は、あまり受けなかった。で、受けたのは、「色白美人」と「熟年コンクリートの色香」。
パネルは、ダム日本をコピーしたものだが、赤の下線が付け加えられている。後で聞いたところ、これを選んだのは出演者?の○○さん(名前は忘れた)だそうで、おもしろいと言ってそれをパネルにした。これが受けた。テレビは、当然だが、おもしろくないとだめなようだ。目のつけどころが違う。そして、こんなネーミングをしたダムマニアもテレビ向きかもしれない。


ダムマニアがゆく「色白美人」(2010.5)
小さくて見えないが、文章中「若さの象徴」に下線が引いてある


ダムマニアがゆく「熟年コンクリートの色香 神通ダム三兄弟」(2010.1)

(2010.5.26、Jny)
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