『112』の数字に拘る寒河江ダムの管理事務所の一般公開及びオリフィスゲートからの記念放流が行われた。
まず、管理事務所内の2Fにある操作室を見学。職員の方には各部を丁寧に説明をしていただいた。 思いのほか職員は少ないようで、5人いれば放流操作は可能だとのことでした。
ここ寒河江ダムのダム湖には、以前は東洋一ともいわれた大噴水があり、その高さは112mにもおよぶ。 時期によって噴水のかたちなどが変わるようだ。 ちなみに今月、11月7日で噴水は終了とのこと。来年の4月後半よりまた開始されるだろう。 この大噴水は見応えのあるものなので是非多くの人に見てもらいたい。
そいていよいよ記念放流だが、前日から当日とやや荒れ模様のお天気であり、雨・風・ときおり雷だったが、放流が始まる直前から放流中は雨も止み、風は強めだったものの青空も見える天気となった。
予定ではゲート側からの見学も可能だったが、事前の悪天候のおかげで残念ながらそちらでの見学は中止。 しかしながら下流側(洪水吐直下)からの見学は可能であり、あの巨大な洪水吐からの放流を見るのは自分自身も初である。
時期としては紅葉の見頃とまではいかないものの比較的好条件のもとで放流が見ることができ満足だった。
【参考】 寒河江ダム お知らせ部分より転載
『寒河江ダムの日』である11月2日に、最上川ダム統合管理事務所では管理事務所の一般公開及びオリフィスゲートからの記念放流を行います。
1.日時:平成22年11月2日(火)10:00〜15:00(豪雨の場合中止)
2.場所:最上川ダム統合管理事務所内・寒河江ダム構内
3.記念行事 (1)寒河江ダム見学会【10:00〜15:00】 操作室やダム洪水吐を一般開放し特別見学会を開催 (2)寒河江ダム記念放流【11:20〜12:20】 オリフィスゲートからダム放流を行います。(ダム直下流及び洪水吐からの見学)
4. 行 程 10:00 ダム見学会を開催 10:20操作室及びダム洪水吐(管理事務所〜洪水吐)までを一般開放 ダムからの放流を開始(利水バルブからの放流開始) 11:20記念放流の開始(オリフィスからの放流開始) 12:20記念放流の終了 15:00ダム見学会の終了
※ 寒河江ダムの高さ(堤高)が112m ※ ダム建設のため移転された方々の戸数が112戸 ※ 寒河江ダム竣工式の日時が11月2日、11時20分 ※ ダムの横を通る国道、「月山花笠ライン」の号数が112号 ※ 月山湖大噴水の噴射高が112m それぞれが「112」のキーワードになっています。
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