サイト「ダムマニア」で知られるダムマイスターの宮島咲さん(01-026)が本を出版し、9月2日に発売になった。その名も「ダムマニア」。ダムマニアによるダムマニアのための「ダムマニア」という本ということになる。いわゆるダムマニアによる出版物としては、これまで萩原雅紀さんの写真集があったが、テキストベースの本としては日本で初めてのものだ。世界初かもしれない。
そんな記念すべき出版なので、宮島さんに緊急にインタビューを行った。その様子はいずれ掲載されるだろうが、せっかくなのでごく簡単にご紹介します。
表紙は宮ヶ瀬ダムを上から撮ったもの。確か、ダムの音楽CDアルバム「音楽式コンプリートダム」を出したデンシケンセツさんが、ダムが好きになったきっかけは宮ヶ瀬ダムを上から下を覗いたことだと言っていたが、こんな光景だったのではないか。迫力満点。裏表紙は、バットレス。丸沼ダムだろうか。鉄筋コンクリートの柱が並ぶ珍しい姿だが、これもダム。
宮島さんに、どのページが一番気に入っているか聞いてみた。答えは、奈良俣ダム。以前、「色白美人」の南相木ダムが一番好きだといっていたのに、年を経て落ち着きのある奈良俣ダムに乗り換えたのだろうか。
内容は、基礎知識から高度なところまで、目次も工夫され、飽きさせずに、それでいて何でも分かると言った感じ。マニアならではのつっこんだ記述がちりばめられている。なかには「川の防災情報」の解説まであって、これはずいぶん高度。よく読んで勉強しなければ。
|
(2011.9.6、Jny)
|
|
ご意見、ご感想などがございましたら、
までお願いします。
|
|