《このごろ》
Oh〜いでよ!茨城 〜3.21 DAM DAM DANGI in 茨城〜
参加レポート【前編】

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 この企画は、東京駅を出発し常磐自動車道を福島県境付近まで走り、茨城県北部の水沼ダムから南下して4つのダムをバスで巡るというツアーです。また、車中では宮島咲さんと琉さんのトークバトルを楽しめるほか、昼食はダムカレー、各ダムでは新規に配布される国土交通省公式タイプのダムカードを先行して貰えるという特典満載の内容となっています。


東都観光バス(東京駅鍛治橋駐車場)

1.東京駅出発

 休日の朝、都心から常磐道方面は順調に流れるはずです。しかし、当日は、あいにく首都高速3号線の火災事故の影響を受けてしまいました。3号線が通行止めとなったため東名方面に向かう車両が中央環状線(C2)に集中したようです。このため、両国JCから混雑し、ようやく渋滞を抜けたのは、柏IC付近でした。
 ノロノロ運転の状態でも、トークバトルがしっかりフォローしてくれましたので、参加者のみなさんはバスの中で楽しく過ごすことができたと思います。このトークバトルは、おそらく事前の打ち合わせ等もあったはずですが、アドリブの部分が多く面白い内容でした。
予定では友部SAでの休憩となっていましたが、渋滞のため守谷SAに変更、その後バスは快適に北上しました。
 私個人的には、前日の睡眠が2時間位であったため、往路は車中で爆睡しようと思っておりました。しかし、お二人のトークはそれを許してくれませんでした。バスは予定より1時間ほど遅れ高萩工事事務所に到着しました。ここで、現地参加者を乗せて最初の見学地である水沼ダムへと向かいました。

2.水沼ダム

 水沼ダムは、今回訪問するダムの中で最も竣工が古いダムになります。水沼ダム本体の上流面は県道からも遠望することができますが、本体へのアクセスは、左岸側の細い道路しかありません。大型観光バスも通行できなくはない幅員かと思いますが、帰路の方向転換をする余地はなさそうです。県道から歩くか、あるいはワゴン車によるピストン輸送となるのかと思っていました。
 実際は、日立電鉄交通の貸切バス(路線バスタイプ)が待機していてくれました。参加者一行は、このバスに乗り換えてダム本体に向います。大型観光バスから通勤・通学バスへの乗り換えですので、大半の方は着席できません。もっとも時間にして数分の距離ですから、さしたる問題はありません。


日立電鉄交通の貸切バス

 こうして水沼ダムに到着しました。左岸下流側には、水沼ダムのビューポイントがありますが、通常右岸側には立ち入ることができません。今回の見学では、その右岸側下流に行くことになっています。


ゲート放流中の水沼ダム

 左岸より監査廊に入り、右岸側に出ます。この日は、クレストゲートから放流中でした。これは下流の発電所が停止中であるための代替放流ということです。水沼ダムにはオリフィスゲートは設置されておりません。このクレストゲートは、常用・非常用を兼ねているそうです。
 水沼ダムには、オリフィスもコンジットゲートもありませんが、右岸側にハウエルバンガーバルブを装備していました。これは、このツアーに参加して初めて知った衝撃の事実です。ハウエルバンガーバルブは、黒部ダム(富山県)のように放流水を空中に分散させて減勢し放流するためのものというイメージがあります。


水沼ダム右岸の利水放流設備

 水沼ダムでは、ハウエルバンガ−バルブからの放流水を発電所へ送水しているそうです。右岸側にある利水放流設備の奥にはバルブが顔を出しています。通常は、この部分から放流しているそうです。


ハウエルバンガーバルブ

3. 小山ダム

 本日、見学予定の4つのダムの中で最も新しいダムとなります。
 小山ダムでは、最初に昼食をとってから見学する宮島班、見学をしてから食事をとる琉班に分かれます。

 管理所操作室にて、一通りの説明を受けた後、琉班はエレベータで監査廊に降りダム内部の諸設備の見学をさせていただきました。21世紀に竣工した小山ダムの監査廊は、プレキャストではなく丁寧に型枠で打設されたものでした。


小山ダム監査廊


小山ダムのバルブ室

 帰りは建物に換算すると20階相当の階段を登ります。普段、1階から2階への移動にもエレベータを利用する人間でも、この場合は足取りが軽くなります。


小山ダム監査廊口付近

 昼食はダムカレーです。写真には写っていませんが、このほかに山盛りのお赤飯がありました。とても食べきれず、こちらは、おにぎりにして持ち帰りました。


ダムカレー

 全員を乗せたバスは、花貫ダムを目指して出発しました。
 当初の予定では、小山ダム下流の散策路の見学が含まれていましたが、今回は渋滞のロスタイムのために割愛されました。この場所は、一般に開放されていますので時間調整としてはやむを得なかったと思います。ただ、やはり遠方からの参加者もありましたので、下流の橋にバスを止めて車中撮影の時間をとってもらえれば良かったのではないかと思っています。

[関連ダム] 水沼ダム  小山ダム  花貫ダム  十王ダム
(2014.4.3、安部塁)
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 (安部 塁)
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