《このごろ》
四万十川新聞「少・水力発電」

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 「小水力発電」の・・・なぜ?

「小さな溝」でも…沢山流れる水には「発電するエネルギー」がある!

「小さな溝」であれば「小水力発電」といい・・・少しの発電量しかないのもを「少水力発電」という?そんなバカな詮索はどうでもいいが…

今の日本人は「節電」に無頓着なら「作電」にも無関心である!
石油の供給が危うくなったなら…日本の頼るのは「太陽」ではなく「水」である!noni

まるで日本とは「農業(生産)を捨てたコンビニ経営者(消費者)」である!

 「四万十川」の・・・なぜ?

四万十川は「瀬切れ」の無い川である!つまり…「水量豊富」なのだが…

しかしこの「高温多雨」の土佐でこの水を利用して「自家発電」に立ち向かう民間人はと…周りを見れど…居ない!

太郎を含め多くの人は…そんな工夫は「行政の仕事」だと割り切っているのである!

では、こんな「工夫の無い人」は「ダムには賛成するのか?」と聞けばNO!である!
では「原子力や火力発電に賛成するだろう?」…と聞けば…これまたNO!である!

「金」さえ払えば「電気」は買える!「停電」は電力会社の責任だ!と言い切る…
こんな「コンビニ崇拝」の日本人が恐い!

「米」は「田んぼ」で造られるのではなく「コンビニ」で造られる…と思っているガキと同じ「幼稚の恐さ」なのである!

 「費用対効果」の・・・なぜ?

「小水力自己発電」が日本で発達普及しない訳は三つある!

 @ 国土が狭くて配電が可能である!
 A 供給システムが確立されている!
 B 採算が合わない!

電力供給は「円熟期」に入り、今では大災害以外ほとんど「停電」がない!

こんな日本で「水車」を回すのは…「電力会社」ではなく…「農耕民族」でもなく…
なんと…「観光民族」なのである!



四万十市にある通称「安並の水車」。以前は、四万十川支流の「後川」から水を引き水田に水を汲み上げるため数多くの水車が設置されていた。現在は17基が観光用として設置されています。

(2008.5.15、四万十太郎)
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