◆はじめに
昨年のことになりますが、2020年12月12日に福島県郡山市で「第2回ばんえつダム倶楽部」が開催されました。本稿ではイベントの概要について述べたいと思います。
◆イベントの目的と第1回について
昨今は見学地としてのダムがテレビなどで取り上げられることがあります。恐らくダムに関心を持つ人は増えているようには思いますが、多少なりとも関心を持つ人の入り口になるような取組があればと思い、「ばんえつダム倶楽部」を企画したものです。
2019年12月21日に福島県郡山市で第1回目の「ばんえつダム倶楽部」を行いました。第1回目では、談話会と交流会をすることとし、10名の方からご参加いただきました。
◆第2回について
今回の第2回目ではダムをネタにして色々なことができればと、2名による談話会、会場限定のセリ鍋と交流会、オリジナルダムスイーツ施工、ぐんまダムかるた大会を行いました。
コロナ禍での開催となりましたので、新型コロナウイルス感染防止対策として、入室時の手指の消毒、入室時の検温、施設内でマスクの着用、物理的距離の確保、福島県内と近隣県の方優先とし、前半の談話会に関してはオンライン視聴も行うこととしました。当日は会場に8名、オンライン視聴に11名の方が参加してくださいました。
「ぐんまダムかるた」をはじめ、かるたやお菓子などを持ち寄り | | 談話会の様子 |
しいたけで作った「アッガイ」入りのセリ鍋。
「アッガイ」はアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ。ガンダムも「ダム」つながりで。
オリジナルスイーツを施工 | | バウムクーヘンにコンクリート色にした生クリームを塗り、 ダム湖はゼリーで表現 |
オリジナルスイーツ | | オリジナルスイーツ |
卓球台でぐんまダムかるた大会 | | 同左 |
◆第2回目の感想など
前回に引き続き、参加していただいた方は、たくさんのお菓子などを持ってきてくださいました。会場の参加者の方、オンライン視聴の方からも「楽しい時間でした」などの感想の声をいただきました。オンライン視聴に関しては不慣れであったこともあり、今後の改善点もありました。
新型コロナウイルス感染防止対策を行いましたので、その後に具合が悪くなったという方もおらず、無事に終えることができました。
イベントなどで人が集まることはできるだけ控えなければなりませんが、だからといってすべてを停止するというのも無理があるように思いますし、こういった取組は感染者の比較的少ない地方だからこそ実施できた面もあるかと思います。今後もコロナ禍の中でどのようなことができるか思案していければと思います。