3.時間・時期を変えて撮影
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<朝に撮影する>
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上は5月上旬の朝7:30ごろの写真です。この時期は朝は日差しが優しいことも手伝って、柔らかい風景を撮影するには絶好です。 ダムを前面に出さずに日差しが差し込んだあたりを狙って、全体として優しく輝いた風景になりました。 下は8月中旬の朝8:00ごろの写真です。強い夏の日差しですが、この時間帯を選べば自然の青々しさを表現しやすいです。 この写真の場合もダムは風景を引き立たせるための副次的なもので、全体的には水と緑の輝きを前面に押し出す写真になりました。 (上 撮影:富山県 富山県営 久婦須川ダム) (下 撮影:長野県 国土交通省 大町ダム)
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夜の撮影に耐えられるほどに十分の光量を備えたダムは本当に少ないです。 上の2枚は色の調節などの種々の課題はありますが、やはりあかりが灯されたダムは心の琴線に触れるものがあり、撮っていて飽きない素材です。 三脚とレリーズが必須ですが、レリーズがなければセルフタイマーを代用できます。三脚の性能は値段に比例するので、それなりの性能の物を用意しておきましょう。 (上 撮影:静岡県 J−POWER 秋葉ダム) (下 撮影:長野県 東京電力 稲核ダム)
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<春に撮影する>
春でも特に撮影で薦めたいのが桜のある風景。一年のほんの数日間だけ花が咲くことを許された桜は風景写真の最高の引き立て役です。 是非とも一年のうちの一日を桜風景の写真撮影に費やして頂きたいところです。 4月から5月は草花だけでなく山々の雪化粧もまだ残っており、ダムも雪解け水を放流しているところが多いのでダムの風景写真には最適でしょう。 (撮影:静岡県 J−POWER 秋葉ダム)
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<夏に撮影する>
夏は上からの日差しが強く、ただダムだけを撮っても陰影が少ない写真になりやすいのが私の実感です。 そのため真夏に付き物の青い空、白い雲に川の流れを取り入れて、夏の自然の中にあるダムを表現してみました。 ただし夏の青い空も午後からは夕立雲に覆われることが多いので、狙ったダムは午前10時ごろまでに収めておきたいところです。 (撮影:長野県 国土交通省 大町ダム)
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