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■恒久的中和処理対策の実施

 酸性水対策は継続的に行われてきたが、それまでの酸性水対策では十分な効果が得られなかったため、玉川ダム建設を契機に、ダム事業の一環として本格的な中和処理施設を整備し、ダムの適切な運用と併せて、効果的な対策を実施することになった。
 ダムは、上水道用水、農業用水などの補給を行うが、その水質は、用途に応じて適当なものである必要があり、酸性度も含め良好な水質の確保が重要である。

 玉川酸性水中和処理施設は、ダム上流に位置し、昭和63年3月に建設着工、平成元年10月に試験運転開始、平成3年4月からは本運転を行っている。中和処理により、酸性度をpH3.5以上に改善して、放流している。

(処理の流れ)

(処理施設全景)


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