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ダムの洪水調節効果

大雨のときに上流のダムに洪水を貯めて氾濫を防止

 豪雨の時、上流にあるダムに洪水を貯める。ダムへの流入量が大きくても、下流の河川が氾濫しないよう、少しの水を放流する。その差が、ダムに貯められることになる。下流の都市などでは、川幅を広げたり大きな堤防を造るのは難しいので、上流にダムを造って、洪水調節の機能を持たせるのが効果的。


浜田ダム建設の効果

 昭和63年7月に、24時間雨量が391mmという未曾有の豪雨があった。このとき、浜田ダムが整備され、河道改修がされていたために、被害が大幅に軽減された。もし、整備されていなかったとしたら、水位は実際より1.7m高くなり、浜田川から洪水があふれ、被害額は2500億円にも上ったであろうと想定されている。


玉川ダム建設の効果

 玉川ダムは、平成元年10月に施設が完成し、試験湛水を開始。平成2年7月の洪水では、試験湛水中の玉川ダムで、最大700m3/Sの流量を200m3/Sに調節し、その結果下流河川の水位は約1m下げられ、破堤による大災害を免れた。

[関連ダム]  浜田ダム(元)  玉川ダム
(2003年8月作成)
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