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水資源を利用する仕組み
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日本の川は流量の変化が大きいため、自然のままでは安定した水の利用が難しい。川に水がたくさんあるときにダムに水を貯め、少なくなったときに貯めた水を流すことで、常に安定的に川の水を利用することができるようになる。 |
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毎年どこかで渇水が
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地域によって天候や川の状況、水の需要量などが大きく異なり、日本全体では、毎年どこかで渇水が起こっている。渇水の時、その地域では生活や産業に大きな影響が出る。 |
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(出所:(財)水資源協会「日本の水2005」)
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離島でのダム建設の効果
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ダムを整備すれば、渇水の時でも安定して水利用が可能。この効果は、離島ではいっそう顕著に現れる。島根県の隠岐諸島について、平成6年の渇水の時の状況を見ると、美田ダムがある西の島町では給水制限はなかったが、西郷町や都万村では1ヶ月近くの給水制限を余儀なくされた。 |
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渇水常習地域もダム完成で効果
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愛媛県の西部地域はたびたび渇水が起こっていた地域。それが、須賀川ダムが昭和51年度に、山財ダムが昭和55年度に、野村ダムが昭和56年度にそれぞれ完成し、平成6年の渇水の時は、これら3ダムから水道用水の供給を受けている地域では渇水の影響を免れることができた。 |
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[関連ダム]
美田ダム(元)
野村ダム
須賀川ダム
山財ダム
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(2003年8月作成、2005年8月修正)
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