[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]


◇ 魚道の様子

 魚道は、総延長約6kmのうち、図にある約2.4kmが完成している。その様子を写真で紹介する。


 

ダム直下から下流への360mの区間は、魚が遡上しやすいよう河道を蛇行させて掘り下げている
 

【制水面+隠れ場所】
チュウシベツ川まで約2.4Kmと長いため、魚の
○休憩
○緊急避難
○越冬の場所
として、中州や倒木で変化をつけている
 

【急勾配部】
階段式魚道は、
越流隔壁を半円形に切り欠いた形式を採用し、大型魚類の通過に配慮
○潜孔を設け、低生魚に配慮した構造
 

 

【緩勾配部】
自然河川に近い条件にするため、
○水路内は自然石、現地掘削土を使用
○植樹帯を設置し、日陰を創出
○瀬と淵を設けて流況に変化をつける
に配慮した構造
 

【取水堰+余水吐き施設】
魚が安定して上下流を通過できるように、
魚道への流量の安定供給
○魚のダム湖への迷入防止対策
を考慮した構造

[前ページ] [目次に戻る]
[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]