Z.アメリカのダム巡りメモ集
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アメリカでダム巡りするにあたって役立つ情報を備忘録も兼ねて記載したいと思います。
[国際運転免許証] アメリカでレンタカーを運転するには、国際運転免許証が必要です。免許センターや警察署で申請すれば即日発行されます。申請は日本の運転免許証に記載されている住所の都道府県になります。都道府県によっては日曜にも申請可能です。 また、大手の海外レンタカー会社では、国際運転免許証の代わりとなる運転免許証翻訳サービスを行っています。料金は1000円〜1500円です。申請書を郵送すると1週間位で手に入ります。私の免許記載の県は、日曜申請不可で平日に行くこともできなかったため、こちらの方法をとりました。 ちなみに有効期間は、国際運転免許証は1年、レンタカー会社発行の翻訳文書は90日という違いがあります。
[アメリカでの運転] 今回の旅行で一番の不安材料が車の運転をすることでした。目的のダムへ行くための交通機関やツアーがないため、やはりレンタカーを利用せざるを得ませんでした。 ご存知の通り、アメリカでは右側通行、車は左ハンドルとなります。1日運転してみた感想ですが、右側通行については、周りの車に合わせて流れにのればすぐに慣れます。また見知らぬ土地でもカーナビどおりに運転すれば問題ありません。交通法規については、若干日本と違うものがあります。たとえば、右折する場合(日本でいう左折)、前方の信号が赤でも一旦停止後安全が確認できれば、進んでもよいというのがあったりします。念のため、ガイド誌やインターネットなどで、交通法規について一読しておくと良いと思います。 ただ今回、以下の2点について注意が必要だと感じました。
【1】ウィンカーレバーとワイパーレバーが日本車と逆となるため、何回も間違います。慣れてくると、間違わなくなりますが、とっさにウィンカー出したい場合、やはり日本における長年の習慣により必ず右手のレバーを動かしてしまいます。ただ、これはすぐに出しなおせば問題ないでしょう。
【2】お店などに駐車したあと、道路に戻る時で周りに車が走行していない場合、うっかり日本の感覚で左車線を走行してしまうことがあります。前述の通り、他の車が走行していれば右側通行であることを思い出しますが、周りに車が走行してない場合、忘れやすいです。ですので、お店行ったり、写真撮ったり、トイレなどから戻って、車道に出るときは、特に注意してください。
[カーナビ] 大手レンタカー会社では、オプションでカーナビをつけることが出来ます。日本語音声も選択可能です。ただし、これが結構くせものでして、日本製のカーナビと比べてると、画面は小さいく、操作性や視認性も乏しいです。私が今回利用したレンタカー会社のカーナビは、地図上の任意地点を目的地とすることが不可でした(住所、電話番号、キーワードなどで検索)。 ただし、こちらのカーナビは、事前に専用ウェブサイトで目的地を登録してデータをUSBメモリにダウンロードしておけば、当日USBメモリをカーナビに読み込みさせれば、目的地を簡単に選択できます。しかし、専用ウェブサイトで目的地を設定する際も任意地点が登録できず、マイナーなダムですと湖名で検索したり、近隣の観光名所などを登録するなどちょっと工夫が必要でした。また、もう1社候補にしてたレンタカー会社のカーナビは、ウェブサイトでの事前登録は出来ませんが、任意地点の登録ができたようです。 しかし、旅行前にふと思いました。スマートフォンに無料のナビ機能が付いてます。私の車にはカーナビが無いのでスマートフォンのナビ機能をよく利用しているのですが、これが海外でも使えるものかと。結果、普通に使えました。もちろん日本語音声です。こちらですと、視認性もよく任意地点を目的地とすることができるのでかなり重宝します。ハイウェイ(高速道路)の出口における案内はレンタカーのカーナビのほうが若干詳しかったかなと思いますが、スマートフォンのカーナビだけでも充分だと感じました。ただし、海外パケット定額の加入は必要になるとは思います。また、携帯を充電するためのシガーソケットの充電器も問題なく使えました。
[英語] 今回、英語についても不安がありました。旅行会社のツアーを利用したので、飛行機乗り継ぎやホテルのチェックインは日本語係員の方が行ってくれましたが、その他については特に基本的な英単語がわかれば、問題ないと感じました。 道に迷って道を聞いたり、セルフスタンドで給油の仕方を教えてもらったり、また別のセルフスタンドでクレジットカードをレシート排出口に間違って入れてしまい抜けなくなった(かなり焦りました…)場合も、カタコトではありますが事情を話すと、伝わったようで鍵を開けて何とかクレジットカードの救出に成功したりと特段不自由はありませんでした。安物の電子辞書を念のため購入しておいたのですが未使用でした。(ただ、ダム見学ツアーでガイドさんが喋っている内容は殆どわからないですが…) ただし、上記は対面での会話になりますので、ボディランゲージやフィーリングで感じ取ることは可能となりますが、海外会社のオプショナルツアーの場合、電話による「リコンファーム」が必要となる場合があります。リコンファームとは、予約済みのツアーでツアー催行日の前日までにツアー参加の意志を告げるものです。私の場合、「ヘリでのグランドキャニオンツアー」や「フーバーダム半日観光」の2つが英語によるリコンファームが必要でした。これも、不安材料の1つだったのですが、こちらもなんとか無事できました。電話したら「リコンファーム、プリーズ」などリコンファームの旨を告げると、予約番号、ツアー名、催行日などが聞かれますので、それに答えます。既にインターネットで予約済みだと思いますのでその予約内容を印刷しておき、その内容を読み上げるだけで良いです。そして向こうから、集合場所、集合時間が言い渡されるので(予約時の内容と変わらないと思います)、「OK」と答えれば良いです。
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