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Y.Hoover Dam(陸路より)

1.ダム関連情報

1−1.ダム諸元

ダム名(英語)Hoover Dam
ダム名(日本語)フーバーダム
アメリカ堤高順位2
堤高(feet)726.4
堤高(m)221.4
堤頂長(feet)1,244
堤頂長(m)379
形式アーチ
竣工年1936
所在州Nevada、Arizona
ダム事業者Bureau of Reclamation
河川Colorado River
ダム湖名(英語)Lake Mead
ダム湖名(日本語)ミード湖

1−2.ダム・発電所見学ツアー情報

以下の2つがあります。「Hoover Dam Powerplant Tour」は、発電所のみのツアーです。
「Hoover Dam Tour」は、発電所+ダムのツアーであると思われます。
・「Hoover Dam Powerplant Tour」 $11(大人1名) 30分
・「Hoover Dam Tour」 $30(大人1名) 1時間

1−3.オプショナルツアー情報

フーバーダムはかなり有名ですので、オプショナルツアーは沢山あります。
多くは半日ツアーとして、ラスベガスからの送迎、そして上記の「Hoover Dam Powerplant Tour」の見学を行います。こちらも、アメリカのツアー会社なので、ガイドさんは日本人ではありません。

1−4.ダムへのアクセス情報

レンタカー利用の場合、ラスベガス市内から50分。
オプショナルツアーが沢山あるのでこちらを利用することも可能。


A:ラスベガス市内
B:フーバーダム
C:グレンキャニオンダム
※中央緑色部分がグランドキャニオンになります。
2.見学記

グレンキャニオンダムの見学記でも述べましたが、海外のレンタカーは不安があり極力リスクを回避したかったため、フーバーダムの見学については、オプショナルツアーを利用することにしました。




ラスベガスからツアーの車で50分ほど、フーバーダム手前にて検問があります。9.11テロ以降、セキュリティがかなり厳しくなっています。



車内に入ってチェックされますが、案外さらっと見回しただけで済みました。



検問を抜けると、HooverDamの看板があちこちに見えてきます。



送電線、鉄塔も多く見受けられます。



そして、フーバーダムブリッジが見えてきます。



ブリッジの下を通過します。



そして程なくすると到着です。



ツアー会社のガイドさんから、チケットを受け取ります。



チケットです。2コースある内の「Hoover Dam Powerplant Tour」になります。



チケットを受け取ったら、集合時間を確認してあとは各自で見学ツアー場所に移動します。



案内に沿って進むと、まずはセキュリティチェックがあります。



中に進むと色々な展示があります。







そして、見学ツアーの最初は、10分弱のシアターを見ます。



音声は全て英語ですが、英語の字幕がありました。



シアター終了後は、エレベータで下へ降ります。



エレベータを降りたら、このような岩盤むき出しの通路を移動します。







通路を移動し、見学スポットに到着。ここでは水圧鉄管が見ることができます。平日にも関わらず見学者が多いです。しかも日本と違って有料なんですが。



ここでダムのガイドの方による説明があります。もちろん英語です…



水圧鉄管です。







展示物です。こちら用いてガイドさんは説明していました。



もう1つの展示物です。



説明終了後、移動します。



しばらく進むと



入り口が見えてきました。



発電所に着きました。星条旗が見えます。ここでまたガイドさんによる説明があります。発電機の見学については、グレンキャニオンダムではガラス越しでしたが、フーバーダムではガラスはありませんでした。











見学者のみなさんです。やはり人多いです。
そして、ガイドさんの説明が終わると、「Hoover Dam Tour」の人は、発電所の奥の方へ行くよう案内がありました。私は「Hoover Dam Powerplant Tour」 なので来た道を戻ります。
エレベータにて上階のビジターセンター到着後は、自由行動になります。




展望デッキがあります。



そして展望デッキから、ダム堤体を見ることができます。既に上空から見たとは言え、やはり間近で見ると迫力がある上に、それでいて白く美しい。これが1936年(昭和11年)竣工ですから驚きです。



ダム下です。



斜めの鉄塔が印象的です。



ビジターセンター内には、売店があります。見学ツアーの初めに写真を撮るのですが、それの背景を4種類ぐらいから選んだ写真(いわば合成写真)を購入することが出来ます。



そして、ビジターセンターを出ると、天端に行くことができます。



天端よりダム堤体を。



天端よりブリッジ。ちなみにこのブリッジは、日本の会社「大林組」が建設しています。



天端よりダム真下を。



特徴的な取水塔です



取水塔、正面より。時計が見えます。



取水塔、真横より。湖面もきれいです。



天端は、車道となっています。



そして、集合時間も近くなってきましたので、ギフトショップでお土産を購入して、見学は終了です。
3.まとめ

フーバーダムは、世界的に有名なダムです。平日でも大勢の人が見学していました。こちらを見学したいという方はかなり多いのではないでしょうか。
有名なダムだけあって、オプショナルツアーは沢山ありますので、手軽に見に行くことができます。

ただ、私がオプショナルツアーを利用した感想としては、もう少し見学の時間が欲しかったかなと思います。フーバーダムもグレンキャニオンダムもダム見学ツアーは約45分でしたが、グレンキャニオンダムツアーの行程にはダム天端での説明がありますので、その間は堤体をじっくり見ることができましたが、フーバーダムツアー(「Hoover Dam Powerplant Tour」の場合)は、ツアー終了まで堤体は全く見れません。
また集合時間の制約がありますので、ダム見学ツアー終了後は、結構駆け足になってしまいました。
時間が無くてフードショップには行けませんでしたし、フーバーダムブリッジからの眺めも見てみたかった気はします。そしてどうせなら見学時間が長い「Hoover Dam Tour」 のほうに参加したかった気もします。

一番良い方法は、ラスベガスからレンタカーでダムまで行き、チケットを自分で購入するのが自由が利いて一番良いのかもしれません。
しかし、少なからず難易度やリスクが上がるので、やはり不安な方はオプショナルツアーを利用するのが良いでしょう。
私が見学した時点では、フーバーダムのみを見学するツアーしかありませんでしたが、今回執筆にあたって調査してみたら、フーバーダムとフーバーダムブリッジの両方見学するツアーもあるようでしたので、こちらも候補に入れるのも良いかと思います。


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