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■施設の整備

◇野村ダム周辺整備事業
 
 平成2〜3年度に、「ふるさとづくり特別対策事業」を中心とする「野村ダム周辺整備事業」を実施。これにより、野村ダム周辺の観光開発・整備事業が本格化し、町民や町内外からの野村ダムへの観光客数は一気に増加。内容は、
・人工芝ゲレンデやマウンテンバイク、遊具等を整備した「わんぱくランド」
・朝霧湖右岸のロッジ・キャンプ場・トイレ・炊飯施設
・親水広場・自然の森
・桂川渓谷のキャンプ場や親水広場


親水広場
◇シルク博物館 ◇絹素材研究所

 平成5年度に、新農村地域定住促進対策事業により整備。野村町は「シルクの町」といわれ、日本一の質のいい絹ができる。町の近代化と産業・経済の礎を築いた「養蚕・製糸業」の歴史・資料や、日本と世界の「染色・織物製品」等を展示。


 平成5年度に、先進的農業生産総合推進対策事業により整備。野村町の繭から糸を作り、染色から機(はた)織りまで、糸〜染色〜織物技術の開発や研修を行うため、シルク博物館に隣接して建設。
◇絹織物館〔糸工場〕

 平成8年度に、繭ブランド産地育成事業により整備。野村シルクの復活と、町の養蚕業の振興・存続を図るため、「繭〜糸〜染色〜織物〜製品」までの一貫生産と、技術研修を行うことができる、全国唯一の施設。
 平成9年度から、全国で唯一、「繭から糸づくり〜染色〜織物」までの全工程を学ぶことができる「染織講座」を開催。研修生を全国から公募し、多数の応募があるが、毎年10名程度受け入れ。


絹織物館
◇農業公園「ほわいとファーム」 ◇キャッスルランド深山・桂川渓谷・蝶の楽園

 平成9〜12年度、農村資源活用農業構造改善事業により整備。県内有数の「酪農の町・野村町」のミルクと乳製品を全国に広めるため、野村ダム右岸に建設。


 平成9年10月に個人から寄贈された施設を、「キャッスルランド深山」として10年4月にオープン。山中の別天地で、宿泊・料理・庭園散策などが楽しめる。その登り口には、町上水道の水源でもあり、清流と岩の渓谷美が楽しめる「桂川渓谷」、自然の蝶の生態が見られる「蝶の楽園」。

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