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◇「物語性」を重視して魅力を高める

 苫田ダムでは、水源地域の活性化と流域の発展を図るための施策を模索してきた中で、「自然を活かし、地域と連携した整備」を行うこにしました。
 さて、自然の魅力、しかも大きな観光資源となるような魅力をどう創造するか?
 この地域は、「風光明媚、自然自然豊か」ではありますが、全国的にみて水源地はこの様な環境がほとんどと考えられます。何かプラスアルファがなければ観光資源としての資質を欠くことにもなりかねません。
 こうした中で、地域の魅力を積極的に発掘し、構造物の造り込みに物語性といったものを付加する事が大きな魅力になると考えたわけです。
 先ず、地域にある言われや名所旧跡を徹底的に探し出しました。

《風土地図》

 これは、そのマップの一部ですが、周りの地域で106箇所のいわれのある場所や語り継がれた物語を発掘致しました。
 また、地元自治体にお願いして、民話、石物、植物の調査をいたしました。
 

《奥津の植物》

 これは、「奥津町の植物」と題した冊子ですが、身近な植物と人々との関わり、地域での呼び名、効用と言ったものを含めて編纂したものです。

 この植物編に続き、民話や石物の冊子をとりまとめ中です。



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