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◇全国総合開発計画の変遷

 国が策定している「全国総合開発計画」は、昭和37年に策定された最初の計画から、平成10年の「21世紀の国土のグランドデザイン」まで、5次にわたって策定されてきているが、その内容・基本思想は、時々の時代背景に応じて、大きく変貌を遂げてきている。
 

 到達点である「21世紀の国土のグランドデザイン」は、「多軸型国土構造の形成」と「参加と連携」を前面に打ち出しており、地域づくりを考える場合、特に「参加と連携」が重要である。多様な主体がそれぞれの役割に応じて地域づくりに参加する、そして地域間では連携を強化するといったこと。最近このような方向に沿って、多くの地域づくり事例が出てきている。

 このような大きな流れは、一言で言えば、「国土の均衡ある発展」から「個性ある地域の発展」へということができるだろう。
 


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