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◇これからの地域づくりと国の役割

 従来の地域づくりは、

・工業誘致による定住人口拡大を指向
・キャッチアップ指向

といった特徴があった。
 これからの地域づくりは、全国総合開発の変遷に見られるような大きな流れに沿って、

・地域間で連携・役割分担し、交流人口拡大による地域振興に発想を転換
・地域の住民、NPO等「多様な地域づくりの主体」と行政の連携

といったことが重要である。

 このような変化に伴って、公共事業も変わるし、国の役割も変わる。従来は、国は決定者であり、全国で展開する政策、施策を中央主導で決定していた。しかし、これからは、国は調整者(コーディネーター)、支援者(サポーター)である。地域の住民、団体の交流を通じて地域の個性を引き出し、地域の多様性に柔軟に対応するのが、国の役割であろう。
 

 国の立場で、支援者として具体的にどのように行動すべきかについて、「支援施策適用の基本姿勢(5箇条)」というものを作成している。参考のため紹介したい。
 


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