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ダム番号:378
 
皆瀬ダム [秋田県](みなせ)


14/03
ダム写真

(撮影:s_wind)
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どんなダム
 
コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム
___
昭和38年11月完成。ダムの上流面をコンクリート版にして遮水するコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム。このタイプは、日本では昭和20〜40年代に石淵ダム、皆瀬ダム、小渕防災溜池など数基の建設事例があるが、当時は堤体ロック材の締め固め工法が現在のように進んでいなかったなどのため不等沈下やクラックが発生しやすく、一時採用されなくなった。その後の技術進歩を反映し、最近再び建設の動きがあり、苫田鞍部ダムが建設されている。
[写真](撮影:s_wind)
ダム湖は「小安峡湖」
___ 昭和62年、「森と湖に親しむ旬間」を機に一般公募、命名。小安峡は渓谷の名。また温泉名。
テーマページ 平成元年度〜平成6年度 「森と湖のある風景画コンクール」 受賞作品
岩手・宮城内陸地震に関するダム調査結果について
このごろ 秋田県にある皆瀬ダムに行ってきました。
左岸所在 秋田県湯沢市皆瀬字小貝渕  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯39度03分24秒,東経140度37分47秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  板戸(3km)

河川 雄物川水系皆瀬川
目的/型式 FNAP/ロックフィル
堤高/堤頂長/堤体積 66.5m/215m/575千m3
流域面積/湛水面積 172km2 ( 全て直接流域 ) /150ha
総貯水容量/有効貯水容量 31600千m3/26300千m3
ダム事業者 東北地方建設局
本体施工者 西松建設
着手/竣工 1957/1963
ダム湖名 小安峡湖 (おやすきょうこ)
ランダム情報 【ダムカード配布情報】H28.10.1現在 (国交省資料より作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○皆瀬・板戸ダム管理事務所 9時30分〜16時00分(土・日・祝日及び年末年始を除く)
ダムカード画像コレクション
皆瀬ダム Ver.1.0 (2016.03)
リンク 東北のダム(国土交通省東北地方整備局)
県が管理しているダム(秋田県建設部河川砂防課)
日本全国ダム紀行・皆瀬ダム
関連書籍 ■建設省皆瀬ダム工事事務所 『皆瀬ダム工事誌』 建設省皆瀬ダム工事事務所 1964
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】左岸所在地[雄勝郡皆瀬村川向字小貝渕→湯沢市皆瀬字小貝渕] 河川名[皆瀬川→天塩川] 堤体積[581→575]
【07当初→07最終】河川名[天塩川→皆瀬川]
【08最終→09当初】堤高[66.5→66]
【09当初→09最終】堤高[66→66.5]

■ このごろ → このごろ目次
秋田県にある皆瀬ダムに行ってきました。

 
秋田県湯沢市にある皆瀬ダムへ行ってきました。
国道398号から案内標識に従えば迷うことなく到着できます。


予約を入れておいたので、事務所の2階で概要説明を聞くところからスタート。
この事務所では、雄物川水系、皆瀬川の“皆瀬ダム”と、すぐ下流にある“板戸ダム”を管理している、とのこと。


皆瀬ダムは1957年着工、1963年竣工、当時の建設省が建設し秋田県が管理していて、石淵ダム、野反ダムに次いで全国3番目にできた“コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム”だそう。
この“初期型のロックフィル”は全国的に見ても少ないそうです。
岩手宮城内陸地震、東日本大震災などといった地震も経験しましたが、致命的となるような大きな被害は無かったそうです。
しかし、竣工から53年が経過しているので、さすがに老朽化は避けて通れないようです。
この日は、気象観測装置か何かのメンテナンス作業が入っているようでした。
色々と話を伺っていてビックリしたのが“推砂”でした。
現在51%くらいとの事、本体寿命100年としても53年目で51%とは立派なものです。
設計当事、現場の地形や地質を十分に調査し知り尽くした“職人”のような方が居たのでしょうか?

次はいよいよダム見学。
事務所から車庫脇の階段を降りて行くと道路に出ます。
そのまま天端に繋がり、川向に渡っていく事ができるようになっていました。
時々、車が通るので写真撮影には注意が必要です。


 

所長さんの後をついていきます。


ゲート手前の欄干に「裏側にスズメバチの巣あり」の注意看板が!気をつけましょう。
他にも“カメムシ”(秋田では“あねこむし”と言うそう)が多数・・・、
たまに自分に向かって飛んで来るものも・・・! 冬ごもりの準備でしょうか・・・?


ゲートでは、クレストゲートを覗き込んでから反対側に移動・・・ っと、ここはオリフィスでした。


コンクリートの色がイイ味を出していますね。

コンクリート表面遮水壁型として建設されたものの、クラック等の不具合もあり、
後に、アスファルトフェイシングで補修したそうです。


でもアスファルトは熱に弱いために、気温上昇で緩み、ズレ落ちていってしまうそうです。
冷却用に、ダム湖の水を汲み上げて散水するスプリンクラーも設置されていました。
確かに、下のほうでヨレヨレになっている所がありましたが、こんなにズレ落ちるものなのですね。機会があれば、真夏の冷却散水も見てみたいです。


ゲートが良く見える所と案内されたのがココ、貯水池側ITVカメラポールの位置。
(通常は立入禁止)
操作室のモニターからも、これくらいの画角で見えている・・・ハズ。

ダムカードについて伺ったところ、皆瀬ダムでは今年4月から配布を始め、350枚くらい
配布したそうです。
(2016年10月3日の時点)


また、来年春頃からは秋田県内、全ての県ダムで配布を始める予定らしいです。(取材時は来春から配布予定とのことでしたが、11月1日から配布開始したようです)
ということは、ここ皆瀬では板戸も管理しているので2枚という事になりますね!
来年が楽しみです。

最後になりましたが、対応していただいた所長さんはじめ職員の皆様、大変ありがとうございました。

ダム管理事務所の近くに“ダムの茶屋”という食堂があったのですが、この日は臨時休業の札が出ていました。稲庭うどん、残念。

(H28.11.15、ダムマイスター 03-045 ダムぅ〜女)

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