《このごろ》
パッテンライ!!見てきました。

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昨日(4月1日)、板橋区立文化会館で上映された「パッテンライ!!」見てきました。

これまでチャンスが無くて見逃してきましたが、これが大スクリーンでの上映の最後かも、ということで、これは行かなければと、仕事を途中で放りだして(笑)行ってきました。

会場は、1200人以上入る大ホールでしたが、会場にはおそらく6〜70人くらいだったでしょうか、ちょっと寂しい感じでした(私が行ったのは、17:30〜の部でした。昼の部はどうだったんでしょうね)。
年度初めの日のこの時間だと、見に行きたくてもいけなかった人もいるのではないかと思います。

さて、今回は単に上映するだけではなく、最初に、東京家政大の中村教授の司会による、関係者の舞台挨拶?というかトークショー?がありました。
企画の緒方秀樹さん、監督の石黒昇さん、美代ちゃん役の声優さんの儀武ゆう子さんが舞台上に。特に、儀武さんはおしゃべりが本業。3人の中でも一番たくさんお話しされてサービス精神満点。流石プロですね。

緒方さんは製作の背景など、石黒さんは製作の苦労話などを話されました。

私の心に残ったのは、主人公八田さんが言っていた「技術者を大切にしない国はやがて滅びる」の言葉です。まさに今の日本がそうではないかと……。それから「大局でものを見なければならない」、というようなことも言ってましたね。パッテンライ!!、今の政治家に見てもらいたい気もします。(見たところで、この映画の伝えたいことを理解できない政治家が多いのかも知れませんが……なんて言うと怒られるかな(笑))

上映後には、短いながらも二胡の演奏と声楽もあり、台湾旅行をしている気分に浸りました。


私の見たところでは、史実を踏まえた内容や土木を題材にしたアニメというのは、製作はなかなか困難を極めたのではないでしょうか。かなり突っ込んだ取材をしないとならない内容ですし(そういった苦労話も石黒監督はされてました)。また、製作にお金のかかるアニメでは興行的に成功させるのも必須条件ではないかと思いますが、そういったご苦労もあったことでしょう。
まさに、技術面と金銭面で苦労した烏山頭ダム建設、そして嘉南大しゅう開発と似たような困難さが,このアニメの製作・興業にも襲いかかってきたのではないかとご察し致します。

私が心配しても仕方がないでしょうが、内容的には面白いし、ためになるし、製作は虫プロだし、声優陣もなかなかのものですし、今年の土木の日にでも、テレビで放送しては?と思いますが、どこかの局でやってくれないものでしょうかねぇ?


5月にDVD化と言うことですが、もちろん購入したいと思います。(*^_^*)


(掲示板文章に筆者が加筆修正,パンフレット画像は虫プロの使用許諾を得ております)

[関連ダム] Wushantou[烏山頭ダム]
(2010.4.2、池ちゃん)
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