古賀河川図書館館長でダムマイスターでもある古賀邦雄さんからお茶が届いた。九州の八女茶で、その包装に川の名前があるので、このお茶の商品名は河川名と言うことだろう。しかも、その文字は、著名な河川学者の高橋裕先生によるものだという。これはおもしろい。 その辺の事情は、同封されていた古賀さんによる説明文に詳しいので、やや長文になるが、一部省略の上以下に引用させていただく。
<茶柱のたちて新茶のうすみどり> (森田敏子)
お茶どころ福岡県八女市星野村は、矢部川その支流星野川が流れ、北の耳納連山を越えると筑後川とその支流巨瀬川が清く流れています。ここの星野村の茶園で製造されているお茶に、河川名のついた「筑後川」、「巨瀬川」、「矢部川」、「星野川」が、みやま園から販売されています。私は特にこれらの河川名のお茶を愛飲してきました。
今年(平成25年)3月はじめに、このみやま園主堀江千秋さんが、古賀河川図書館にご来館され、これらの4河川名について、名のある河川学者に揮毫してもらって、それを販売したいので、どなたか揮毫してもらえないかと、依頼がありました。
4月、この揮毫について、高橋 裕先生にお手紙をかき、お願いしました。先生は、「私は達筆ではないが、それでも良ければお書きしましょう」と、ご返事をいただきました。「私は筑後川には特に思い出ふかい川で、青春の川です」との添え書きもありました。
そこで、東京都小金井市在住の環境省環境カウンセラーをされておられる若林高子さんに、5月5日色紙をもって、先生ところに行っていただきました。 この色紙に先生が署名された「筑後川」、「巨瀬川」、「矢部川」、「星野川」について、今年の新茶から、順次販売されることになりました。
4種類の河川名のお茶のうち、送っていただいたのは、「矢部川」と「星野川」。「筑後川」と「巨瀬川」は、11月以降の販売になると言う。お茶好きの方は取り寄せて、味わってみてはいかがだろうか。 ちなみに、「みやま園」の連絡先は以下です。 〒830−0056 福岡県久留米市本山2−11−5 お茶のみやま園 電話 0942−22−4413
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