ダム便覧の「テーマページ」に「ダムの書誌あれこれ」を執筆するなど、河川関係の書籍に詳しい古賀邦雄さんが「古賀河川図書館」を開設したと聞き、早速直接古賀さんに伺ってみました。
>図書館を開設したそうですが。
はい。5月7日に、開館式を開催し、看板をかけました。名前は、「古賀河川図書館」です。 開館式には、筑紫野市長はじめ「筑後川水の友」の会員など20人ほどが参加して、ささやかに古賀河川図書館の看板の除幕をおこない、スタートを祝いました。
>私設図書館の開設と言うことで、手間もかかるし大変だったでしょう。なぜ、そんなことをしたのですか。
私は、ダムや水路の仕事に長年たづさわってきました。その関係から水や川に興味をもち、川などの本をずっと集めていました。それが8000冊ほどになり、水、河川、環境に関心をもっている人に公開しようと思っておりました。山、鳥などの図書館はあると聞いておりますが、川関係専門の図書館はないのではないかと。
>どうやってそんな多くの本を集めたのですか。
長年かけて集めました。新刊書は本屋から購入、絶版の本は古本屋から購入、さらに非売品の本は行政の機関からいただきました。
>民家借りたそうですが、使い勝手はどうですか。
図書館のために民家を借りました。敷地面積500平方メートルで部屋数は6室あり、それぞれの部屋に本を置いています。
>どんな本がありますか。自慢できるのは。
文学、水運、河川法、農業用水、治水、水害、ダム、地下水、河川景観、河川生態、外国の川、琵琶湖などの本があります。水、河川、湖沼関係の書が体系的かつ時系的に見ることができます。この分野で何か知りたいとか調査したとか言ったときには便利なはずです。
>利用方法を教えて下さい。
場所は、福岡県筑紫野市武蔵2−2−12、電話092ー929−6407で、利用される方は事前に電話を下さい。
(参考)詳細はこちら。
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