《このごろ》
古賀河川図書館訪問
〜本に埋もれて〜

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 福岡に行く機会があったので、少し足を伸ばして久留米にある古賀河川図書館を見せてもらった。筑後川からすぐ近く、国交省の筑後川ダム統合管理事務所も近くにある。


 住宅地の一角にある2階建ての建物が古賀河川図書館。古賀さんの住宅だが、全体が図書館になっている。道路側に「古賀河川図書館」の看板。その脇には花が飾ってあった。


古賀河川図書館



館長の古賀邦雄さん

ダムの本がたくさんある
 河川図書館だが、ダムの本が相当にある。工事誌のような専門的なしっかりとした本も多く、ダム協会よりも多いような感じだ。また、小説や一般の本など、ダム関係の文献が豊富なことに驚いた。貸し出しもしてくれるようなので、何かを調べたいときには便利だろう。利用方法などは、古賀河川図書館のホームページを見ればわかる。もちろん河川関係の本も豊富だ。


ダムの工事誌など


ダムの工事誌など


ダムの工事誌など


河川の法令集など

本であふれている
 2階建ての建物全体が本であふれている。古賀さんの住宅だからここで生活しているのだが、生活スペースと本の展示スペースが混在していて、たとえば洗濯機の脇に本が置いてあるなどという現象が起きている。階段、通路などもほんの置き場になっている。それでも本を集め続けているのだから、その熱意には並々ならぬものがあり、常人にはまねがたく頭が下がる思いがする。


通路にも並べている


階段にも並んでいて、上るときは気をつけないと


本に囲まれて、熱心に説明してくれた

将来は公的なものになればいい
 個人がこれだけの本を管理するのは難しい。それで、ある市の図書館に寄贈することを相談しているようだ。それなら、単に寄贈するのではなくて、たとえば「古賀文庫」のようなものにしてもらって、管理も古賀さんが行う、と言った形がいいのではないかと思ったので、提案してみた。どうも、それと似たような方向で話し合っているようだ。いずれにしても、この河川関係の大量の書籍が、一か所にあって、適切の管理されていることが大事なので、うまい方法があればいいと思う。


あのテーブルで、原稿を書くのだろう

(2014.12.19、Jny)
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 (古賀 邦雄)
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