《このごろ》
「月山ダム体験学習会」参加レポート

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11月14日(土)、山形県にある月山ダムでの“月山ダム体験学習会”に参加してきました。
私は午後の部に参加・・・。午後の部参加者は11名(東北関東などからの参加)。みなさん、ダムに詳しく、いろんなダムを回られているという方々でした。
月山ダム管理所地域防災センター内に集合し、体験学習会の概要説明があったあと見学開始!


外に出て量水標を見るとこの日はEL.248.3m
天端を歩き、コンジット副ゲート室へ!


そこから、な、なんと外に出て、目の前にはコンジット副ゲートと貯水池が!!
雨風強いのなんてなんのその!?(もちろん足元などにはしっかり注意して動きましたっ!!)
当たり前ですが、大きくどっしりしたコンジット副ゲート、いろんな角度から観察しました。


鶴岡市朝日地区(旧朝日村)の花、カタクリの色をイメージしたコンジット主ゲート操作室から安全帯をつけて、扉体を歩き、


90度真下のコンジットゲート放流管へ下り、


放流時に水が流れる放流管内でコンジット主ゲートが少しずつ上がっていく時は、万一水が流れてきたら・・・などと変なドキドキ感がありました。(もちろん副ゲートが閉まっているので大丈夫!)
ダムの職員の方や作業員の方から放流時の話や点検作業などの話を聞いて 大変さを知り、勉強になりました。


霊峰月山の“月”と朝日地区の“朝日(太陽)”をイメージしてデザインした 堤体下流面 を間近で見ながら、コンクリート打設には、ベルトコンベアを使ったRCD工法を採用した。プレートの写真は工法が変わる(RCD工法と拡張レヤ工法)ところを表示したもの、という説明などを聞きました。





月山ダムの安全管理として、変形量、漏水量、揚圧力の測定が義務づけられているそうで、堤体の変形を測定するプラムライン、堤体の継ぎ目などからの漏水の漏水量を測定する三角堰式漏水量計、揚圧力を測定するブルドン管圧力計を使って測定管理しているそうです。
プラムラインを見ることができるなんてビックリ感動でしたが、繊細な測定器ですからドキドキでした。


今回は2時間に渡り、普通は絶対に見ることができない、入ることができない場所を見学させてもらい、いろんな話を聞くことができて、かなり濃い見学会で勉強になりましたが、まだまだ序の口の私は、うまくまとめられず、うまくコメントできず、あらすじのみで申し訳ありません・・・。

夕方からは 本降りの雨の中でしたが、堤体のライトアップが行われ、月、朝日、月朝日両方と、ライトアップされていき、幻想的で素敵な姿でした☆




最後に、月山ダムダムカードと月山ダム体験学習会参加記念カード!?です。


[関連ダム] 月山ダム
(2015.12.1、ダムマイスター 03-045 ダムぅ〜女)
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