《このごろ》
八ッ場ダムを見学しました

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 先日、仕事の関係で八ッ場ダムの現場を見学させてもらいました。当日は、好天にめぐまれましたが、上州の朝の寒さ(朝9時でも現場の気温はマイナスだと思う)は相変わらずで現場の水たまりは、日が当っていても凍結していました。(昼に向けて気温は上昇しました。)
 残念ながら展望台の「やんば見放台」へは除雪していないため行くことができず、車中から見放台を見ただけになってしまいました。(ざんねん!)

 八ッ場ダムの現況ですが、本体関係の掘削(発電所関係も含めて約700,000m3)については7割程度が終わっており、本年6月の本体コンクリート(約900,000m3)打設開始に向けて仮設備の工事も着々と進んでいました。(個人的には、本体打設はブロックで打設する昔の工法がダムのコンクリート打設らしいと思っていますが・・・・。)
 なおコンクリート打設は24時間施工で行うということでした。

 ダムサイトには、コンクリートバケット(5.5m3)を打設地点まで運搬する18トンのケーブルクレーンのタワーや操作室の工事の他、種々の仮設備の設置工事が行われていましたが、バッチャ―プラントやセメントサイロ・骨材調整ビンなどは完成していました。


左岸天端より右岸を望む(着雪でダム形状がわかる)

 付け替えられた国道145号の旧道の道路敷から天端を見上げるとダムの高さが実感できました。ダムサイト付近の河床部では掘削した残土を土捨場に運搬する作業をしていましたが、残土の運搬には25トン重ダンプが使用されていました。


国道145号の旧道道路敷から左岸天端付近を望む(構造物はバッチャ―とセメントサイロ)

 原石運搬のためのベルトコンベア(原石山から骨材調整ビンまで約10kmの間)の設置工事も急ピッチでした。そのべルコンですが移設したJR吾妻線の旧線路敷も利用しており、当然カバーをつけて骨材の落下対策をするそうです。

 また大柏木地区にある原石山や骨材製造設備関係も見せてもらいました。骨材製造プラントは完成間近のようでした。原石山では40トン重ダンプが捨土の作業をしていましたが、この40トンダンプは骨材製造の時に原石山から骨材製造プラントまで原石を運搬することにも使われるそうです。(昔、見た重ダンプに比べて今の重ダンプはスリムになったような気がしました)

 見学が午前中だったので、昼食は当然「道の駅 八ッ場ふるさと館」で「八ッ場ダムカレー(辛口)」でした。カレーには丸岩と丸岩大橋の写っているダムカード(と言っていいのかな?)がついてきました。(八ッ場ダムカレーは、ルーとライスを分けるダム本体がじゃまで食べづらいと感じた。)
 八ッ場ダムカレーでお腹を満たした後、足湯に入って不動大橋や対岸の代替地を見ながら「八ッ場ダム反対運動」が熱かった数十年前のことなどを考えたりしました。そして、足湯でぽかぽかになった足で帰路につきました。

[関連ダム] 八ッ場ダム
(2016.2.2、のりちゃ)
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