三国川ダムが、今年も監査廊(ダム点検用トンネル)の一般開放を開始した。この一般開放は平成12年度から実施しており今年で17年目になる。
今まで、監査廊の一般開放開始のお知らせは三国川ダム管理所のHPで実施していたが、今年の監査廊の一般開放開始のお知らせは南魚沼市の「美女旅」モデルを使ったポスターを作製していることから、管理所がいかに力を入れているのかがわかる。
上のポスターの写真は、三国川ダム管理所に併設されている「三国川ダム情報館」に張り出されていたものを撮影したものである。ポスターには、見学可能な日と見学時間、見学ルート等のほかに三国川ダムの主な施設についても簡単に紹介している。 そのポスターの中で、私が気になったのは常用洪水吐ゲート室のコメントで、そこには「大雨の時に、川があふれないように調整しつつ排水する役目を持っています。」と書いてある。特にポスターの常用洪水吐ゲート室の紹介欄のすぐ下に「排水ポンプ室」の記述があるので、常用洪水吐ゲート室の紹介で「排水」という言葉を使った場合、排水ポンプと同じことをやるのかという感じがして違和感を覚えた。
そこで、洪水吐から放流することは排水することなのだろうかと気になったので調べてみた。
放流 ダム貯水池内に貯留されていた流水などを下流に流す操作である。ダムの機能に応じて様々な目的で放流が行なわれる。(Wikipedia)
排水 地表や地中、あるいは施設内などから過剰または不用な水を排除すること。(大辞林)
ということだそうだ。
放流も排水も同じような意味に思えるが、下流に流水を流すことと過剰・不用な水を排除することは、少し違うような気がする。
もう少し違った表現でコメントできたのではないかと考えてしまう。私なら、「大雨の時に下流の川があふれないようゲートで調節して放流する役目をもっています。」くらいがいいと思う。
今年は久しぶりに監査廊見学に行こうっと のりちゃ
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