【注意】 11/25にて県道262号線が冬季通行止となりましたので、展望台やインフォメーションセンターが閉鎖されています。 そのため、下記に書かれている展望台からのダム見学やかわら版・ダムカードの配布は行われておりません。 来年、冬季通行止が解除されると再開される予定です。
現在建設中の山形県のダム、最上小国川ダムを見学させていただく機会がありましたのでレポートいたします。
まずは展望台から。 展望台は冬季以外であれば誰でも立ち入ることができ、上流側から工事現場を見渡せます。 手前は仮締切工で、川の流れを迂回させるためのものです。 ダム上流側には最上小国砂防堰堤があり、こちらはダムが出来ても撤去せずにそのまま残すとのこと。
インフォメーションセンターでは最上小国川ダムの紹介、かわら版・ダムカードが置いてあります。 こちらも冬季期間は閉鎖されています。 かわら版は毎月発行されていて、工事の進捗状況や周辺の行事などが書かれています。
ダムカードは現在4種類あります。 航空写真Ver.1.1とランダム情報Ver.1.1〜1.3です。 Ver.1.0というものは存在しないそうです。 パウチ式のお手製ダムカードになります。
以降は通常入れない部分を職員さんに案内していただきました。
ダム本体河床部から上流方向を撮影。 写真奥に見えるのは仮締切工で、この奥で水の流れを迂回させています。 手前、シートで保護されている部分が河床部です。
河床部ですが、数日前にポリッシャーをかけている姿を目撃しているので、グリーンカットが行われていたと思われます。
仮排水路トンネル。 ダムの下流にあり、仮締切工で転流された水がこちらから出てきます。
左岸側から見たダムサイト。 側面は基礎切削は完了し、岩盤清掃をして吹付けが終わっているようです。
左岸側から見た上流部。 手前が仮締切工で、奥が最上小国砂防堰堤。
左岸の堤体部は打設が進んでいます。 初打設された部分です。
以上が通常立入禁止内の様子です。
また、各イベントにおいて3Dプリンタで制作した模型にプロジェクションマッピングを行いダム事業をPRされています。
今年は冬季通行止により、最上小国川ダムの工事現場を見ることはできなくなり、工事も中断する予定です。 来年の雪解けより、順次、打設が始まっていきます。 2018年度の完成を目指しています。
ご協力いただいた関係者の方々に感謝申し上げます。
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