映画『前田建設ファンタジー営業部』の舞台は2003年、バブル崩壊後の建設業界。ある日、アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、”現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?”マジンガーZが格納されている光子力研究所の所長・弓教授から発注を受けた。……というテイで検証するウェブ連載をしよう!と、広報グループ長が提案する。高杉真宙演じる若手会社員、土井航(24)は、いやいやながらプロジェクトに携わっていくうち、社内外の技術者たちの熱意、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにして、”意味のないこと“だと思っていた業務に本気で取り組んでゆく。
一見すると”意味のないこと“に七転八倒しながら、本気で取り組んだサラリーマンたちの姿を描いた本作は、まさに”積算エンターテイメント”!!(※積算=工事などの費用を見積もること)お金にならないと意味がないのか?意味のないことに情熱を注ぐのは、バカげているのか??
現実とファンタジーの垣根を越えた先に、待ち受ける未来は!?
本作は前田建設工業株式会社をはじめとし、日立造船株式会社、株式会社栗本鐵工所、株式会社前田製作所と、実在する企業の協力のもとに完成致しました。各企業施設の他、静岡県の長島ダム(管理:国土交通省中部地方整備局)、福島県の県道吉間田滝根線広瀬1号トンネル工事(発注:国土交通省東北地方整備局)など実際のインフラや施工中の現場などでもロケを行い、建設業の魅力やスケールを伝える作品になっています。