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■レクリエーション機能

 ダム建設地周辺は、近郊緑地保全区域(近畿圏の保全区域の整備に関する法律)と緑地の育成区域(神戸市緑地の保全、育成及び市民利用に関する条例)に指定されており、また、六甲全山縦走路(ハイキング道)が近くを通っていて、六甲山系の緑のオアシスとして市民の利用の多い地域である。

 このため、石井ダムでは、周辺整備のほか、
・堤体内多目的ホール
・堤体遊歩道(下流面階段など)
などの施設をも設けて、ダムをレクリエーション空間として積極的に利用することにした。

(多目的ホール)

 ダム本体の内部に、多目的ホールが設けられた。

 これは、堤体内に設けた延長75m×幅9m×高さ5mの大空洞で、ダム完成後、神戸市が展示室などのレクリエーション施設として利用する。詳細な利用方法が、現在神戸市で検討されている。



(堤体遊歩道)

 堤体下流面階段、天端空間など一連の施設が整備され、ダム堤体の遊歩道を形成して、レクりエーションの場として市民が利用できるよう配慮されている。


下流面階段

天端の整備状況

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