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■ダムの計画

 石井ダムは、六甲山地の南西部、二級河川新湊川水系烏原川あり、神戸市街地に近接している。

 洪水調節とレクリエーションを目的とする多目的ダムで、堤高66.2m、堤頂長155.0mの重力式コンクリートダムである。

 新湊川では、昭和13年7月と昭和42年7月の大雨により、山地の崩壊や河川の氾濫といった大災害が発生したことを契機に、稼働改修と上流ダム群の建設による抜本的な治水対策が策定された。

 上流ダム群のうち、天王ダムは昭和56年に完成しており、石井ダムは新湊川水系で2番目のダムとなる。この2ダムの他、予備調査中の1ダムと下流河川改修をあわせて、100年確率の洪水に対応する計画になっている。







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