■「ダム本体」部門
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《優秀賞》 |
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「ナイアガラ」 撮影者:sio ダム名:黒又ダム(新潟県)
【選 評】 流れ落ちる水の流れが美しい。惜しむらくは、ファイルサイズは大きいが、ドット数が小さく、粒子の荒れた絵となっている。色も、もう少し出るはずなのだが。 |
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「色の祭り」 撮影者:阿部 繁 ダム名:土師ダム(広島県) 撮影者コメント: 赤、黄、青と三原色が揃ったダムの写真です。まるでダムがお化粧をしたみたいで不思議な魅力を感じました。
【選 評】 目を洗われるような美しい写真。空の水色、堤体上部の白、木々の緑、ゲートの朱色、ポンプ室屋根の青、そしてなんと言ってもゲート室の鮮やかな黄色。まさにタイトル通り「色の祭り」である。美しさと安定感を兼ね備えた作品。 |
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《入選》 |
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「湖面の船明」 撮影者:NAUTIS ダム名:船明ダム(静岡県) 撮影者コメント: 年明け初めて見学したダムが船明ダムでした。朝早い時間だったということもあり湖面に映った提体が綺麗でした。
【選 評】 澄み切った空とゲートを映した静かな湖面。すがすがしさを感じさせるが、その中にゲートの朱色がきりりと全体を引き締めている。湖面に映った景色というのは定番ではあるが、見ていて気持ちの良い作品に仕上がっている。 |
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「湖面に映える冠雪のダム」 撮影者:高木 秀和 ダム名:小山ダム(茨城県) 撮影者コメント: 思いがけない大雪の日、ものみな凍てつくような静寂の湖面に冠雪してダムはありました。試験湛水中の点検に上った時の1shot。
【選 評】 思わず襟を掻き合わせたくなるような冬のダム湖の一シーン。冬の寒さにも負けず、ダムは水を貯めている。そんなダムを点検に行くダム現場の方々に脱帽。 |
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「ダムスタジオ」 撮影者:Hisa ダム名:稲核ダム(長野県) 撮影者コメント: 稲核ダムの夜間放流を撮影しました。ライトアップされた堤体があたかもスタジオで撮影したかのようです。
【選 評】 幻想的な感じさえする夜景だ。減勢池付近を漂う水煙も一役買っている。この応募者の夜景を撮った作品は複数あり、それらは甲乙付けがたく、選考委員もうなっていた。 |
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「夜警堤体」 撮影者:神馬シン ダム名:長良川河口堰(三重県) 撮影者コメント: 22時近かったのですが、それにも関わらず管理所の方々はメンテナンス作業をしており、眠らないダム(堰堤)を確信したのでした。またこの時は不審者だと思われたのか、サーチライトに照らされるという貴重な経験もしましたが、ダムを不審者から守る方々の存在も目の当たりにした瞬間でした。
【選 評】 連なるゲート操作室は宇宙船の格納庫、川面はメタリックシルバーに輝き、夜の長良川河口堰はあたかも宇宙基地だ。オレンジ色のナトリウム灯が目を引いて今にも警報が響き渡りそうな感じさえ受ける。 |
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「古城」 撮影者:重田 実 ダム名:大谷ダム(山口県) 撮影者コメント: 下松のどこかにこのダムがあるらしいという事で友人と探検した時に撮影したものです。藪の茂った山道を歩くこと約十分、見つけた時には思わずうなり声をあげてしまいました。
【選 評】 古いダムには石積みのものがいくつかある。このダムも、まさに「古城」と呼ぶにふさわしい風格を備えている。遊離石灰が古武士の古傷、それとも戦士の勲章のように見える。落ち着いた中にも内に秘めたる力強さを感じさせる作品。 |
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「ハウエルバンガーバルブの放流美」 撮影者:Chotra ダム名:刀利ダム(富山県)
【選 評】 まさに「ど迫力」の一言に尽きる野心作!轟音が聞こえてきそうである。 |
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