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ダム工学会15周年記念
「ダムなんでも相談室」〜子供たちでにぎわう

ダムなんでも相談室長 北川正男

皇太子殿下もご高覧

 ダム工学会は、7月28日(金)〜8月1日(火)の5日間、千代田区の科学技術館(北の丸公園)において第30回「水の週間」ウォーターフェア‘06東京の行事の一環として「ダムなんでも相談室」を開催。

 水力発電模型」「クイズに答えてダム博士」などのイベントには、皇太子殿下のご高覧を始め夏休み期間中の親子連れなど2000人を越す参加があった。「ダムものしり博士」に扮したダム技術者が、水循環や国土の特徴を活かした国づくり、ダムの役割やクリーンエネルギーである水力発電の良さをアピールした。

水力発電模型

 手作りの「水力発電模型」は、水車を回して豆電球を点灯させるもの。水車はプラスチックスプーン、水が出るノズルはマジックペンからできており、参加者の親しみと関心を集めた。クリーンな発電が、水循環のなかでできることを実演。


水力発電模型「この水車、ほんとにスプーンだ」
 
クイズに答えてダム博士

 「クイズに答えてダム博士」は、ダムの4つの役割(治水、利水、発電、流水環境)等のクイズに正解すると「ダム博士スタンプ」を押して博士になれるという企画。さらに、限定版「卓上ダムカレンダー」やアーチ効果を学習するためのビー玉などをプレゼント。子供達は、おかあさんと一緒に神妙な表情でクイズにチャレンジしました。


ダムクイズにチャレンジ、“ウーン、ポリポリ”

ダム博士の記念撮影「おめでとう」
 
 家族連れ、友達グループ、学校のクラブなど参加者も色々。海外旅行者には、汗をかきかきイングリッシュで説明。会場は、驚きや歓声にあふれた。また、ダムの環境問題についても多くの質問があり、「ダムものしり博士」の真摯な対応に笑顔で納得。

 「ダムなんでも相談室」はダム工学会にとってダム広報の新たな一歩です。また、「ダムものしり博士」に扮したダム技術者が輝き、確かな手応えを感じた5日間でした。
 子供達も、ダム技術者とのふれあいによってダムがより身近なものと感じ、関心を持ってくれました。今回は、多くの人々に「ダムの種まき」ができました。将来、どのような花が咲くか楽しみです。

(付録)当日配られた限定版「卓上ダムカレンダー」











(2006年8月作成)
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